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楽天、中国の越境ECサイト「JD Worldwide」に出店

 楽天は12月16日、中国の越境EC(電子商取引)サイト「JD Worldwide(京東全球購)」に「楽天市場」の旗艦店を出店すると発表した。

 同日から日本の化粧品や菓子、健康食品などの販売を始めた。取り扱い商品は順次、拡大していく。

 「JD Worldwide」は中国の消費者向けEC大手、JD.com(京東)が今年4月に立ち上げた外国製品専門のECサイトで、同サイト内には日本製品を専門に扱う「日本館」を設けるなど中国で人気の海外製品の販売を強化している。

 JD Worldwideは直販のほか、海外企業から出店を募るマーケットプレイス(仮想市場)も展開しており、出店した企業はJD.comの物流網を通じて中国全土に商品を配送することができる。

 中国では最大の規模を持つアリババグループの「Tmall(天猫)」も越境ECサイト「Tmall Global(天猫国際)」で、日本企業の誘致を積極的に行っている。