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バローHD、2015年4~9月期の営業利益は5.9%増、会社予想に届かず

 バローホールディングス(岐阜県多治見市)が発表した2015年4~9月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比6.4%増の2469億円、営業利益は5.9%増の76億円だった。営業収益は会社予想を59億円上回ったものの、営業利益は82億円としていた予想を下回った。

 主力のスーパーマーケット事業の営業利益が8.4%減の46億円にとどまったことが要因。既存店売上高は0.1%増とほぼ前年並みだったが、相場高となった野菜の仕入原価が上がったことなどから利益が減少した。

 一方で、ホームセンター事業の営業利益は21.6%増の13億円、ドラッグストア事業の営業利益は95.1%増の13億円となり、会社トータルでの増益に寄与した。

 通期の連結業績については従来予想を据え置いた。16年3月期の営業収益は前期比4.1%増の4900億円、営業利益は12.0%増の168億円を見込む。