セブン&アイ・ホールディングスは、グループの大型店やショッピングセンター(SC)に電気自動車(EV)用の充電器3380台を設置する。
全国45店舗のイトーヨーカドーやアリオ、そごう、西武の駐車場に設置、11月以降順次サービスを開始する。1店舗当たり数十台から100台超の充電器をまとめて設置することで、利用者の認知度と利便性を高める。
充電器の利用は有料で、セブン&アイの電子マネー「ナナコ」または自動車メーカー4社が設立した日本充電サービス(東京都港区)が発行する充電カードで決済する。
充電器はNEC製で、利用者認証や課金管理、機器の監視・制御などを含む運用もNECが行う。
充電インフラの導入に当たっては、政府の「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の補助制度を活用することで、投資額を抑える。