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【大丸松坂屋】 千趣会と独自商品の相互販売を開始

 J.フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は7月1日、一部店舗で通信販売大手の千趣会のプライベートブランド(PB)商品の販売を始めた。

 Jフロントと千趣会は4月に資本業務提携を結び、Jフロントは千趣会に22%強を出資する筆頭株主となった。両社は業務提携推進委員会を立ち上げて具体的な提携内容について議論を進めているが、今回は期間限定のトライアルとして、両社のオリジナル商品を相互販売することになった。

 大丸松坂屋は千趣会の婦人靴PB「ベネビス」のほか、婦人服・子供服や家具・インテリア雑貨などのPBを7~8月にかけて販売する。

 千趣会は同社の通販用ウェブサイト「ベルメゾンネット」で7月8日から大丸松坂屋の商品を取り扱う。ウェブサイト内に大丸松坂屋の特集ページを設け、同社の婦人靴PB「1717(ディセットディセット)、婦人服PB「ソフール」などを販売する。

 今回の結果を検証しながら、本格的な商品の相互供給や共同開発などを進めていく方針だ。