愛知県が地盤の食品スーパー、アオキスーパー（名古屋市）は３月30日、2015年２月期の営業利益が前期比約2.8倍の30億円になったようだと発表した。同社は昨年９月にも通期の営業利益予想を11億円から23億円に引き上げており、当期で２度目の上方修正となる。
ポイントカード会員の増加による集客効果や消費増税の影響が想定より少なかったことなどから、売上高が伸びた。売上高に当たる営業収益は6.3％増の1022億円となった模様。
同社は当期から決算日を変更したため、15年２月期は1年と８日の変則決算となっており、それも増収要因となっている。
一方、競合対策としての低価格販売を抑えたことや、農産部門の相場高解消などで粗利益が改善したことで大幅な増益となった。