メニュー

【ファストリ】 取引先工場への監査強化、素材工場も対象に

 ファーストリテイリングは取引先工場への労働環境監査を強化する。直接取引がないためこれまで対象外だったユニクロ製品用の素材工場に対しても監査を実施する。まず、ユニクロの全生産量の30%を占める主要工場で監査を先行実施、2016年3月末までに全素材工場で行う。

 また、事前予告をしない抜き打ち監査や工場外での従業員への聞き取り調査を今年から全取引先工場に拡大、工場従業員が労働環境に関する問題を直接ファーストリテイリングに告発できるホットラインの運用を3月から始める。

 同社では1月、香港のNGO(非政府組織)からユニクロ製品を生産する中国の取引先工場で長時間労働などの問題があると指摘されたことを受け、労働環境の改善に乗り出していた。問題点を指摘された2工場のうちの一つは素材工場だった。これら2工場では、労働時間を削減したり、工場内の通気性をよくするための改良工事を実施するなどの対策を進めているという。