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【カワチ薬品】 前期は2期連続の営業減益、今期は増益予想

 ドラッグストア大手のカワチ薬品(栃木県)が発表した2014年3月期の連結業績は、売上高が前期比4.8%増の2426億円、営業利益が12.6%減の71億円だった。

 既存店売上高が1.2%増となるなど売上げは堅調だったが、粗利益率の悪化と販売管理費率の上昇で2期連続の営業減益となった。減損損失27億円を特別損失に計上したことから、純利益は2.5%減の20億円だった。

 店舗については、北関東や東北を中心に16店舗を新設、また、既存10店舗に調剤薬局を新たに併設した。

 14年1月には青森県の横浜ファーマシーを完全子会社化、ドラッグストア39店舗と調剤薬局4店舗を取得した。これにより、期末でのグループ店舗数は290店舗となった。

 15年3月期は横浜ファーマシーの買収効果もあり、売上高は15.4%増の2800億円、営業利益は15.6%増の83億円と増収増益を見込む。