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【イトーヨーカ堂】 戸井常務が社長昇格、亀井社長は顧問に

 イトーヨーカ堂は3月25日、戸井和久取締役常務執行役員(59歳)が5月15日付で社長兼最高執行責任者(COO)に昇格すると発表した。亀井淳社長兼COO(69歳)は顧問に退き、商業施設開発子会社モール・エスシー開発の取締役会長を兼務する。

 戸井氏は1978年にヨーカ堂入社、2009年取締役執行役員販売本部長を経て、11年に取締役常務執行役員となり、現在は衣料事業部長を務めるなど、営業畑を歩んできた。開発畑出身の亀井氏から社長のバトンを引き継ぎ、低迷している営業力の強化を目指す。

 鈴木敏文会長兼最高経営責任者(CEO、81歳)は留任し、引き続き経営全般の指揮を執る。