ローソンは3月21日、野菜宅配大手の大地を守る会(千葉市)と業務・資本提携すると発表した。
提携の第1弾として同日からローソンとヤフーが共同で運営する食品・日用品の宅配サービス「スマートキッチン」で、大地を守る会の野菜や果物などを販売する。また、大地を守る会の株主総会での承認後、同社が行う第三者割当増資をローソンが引き受ける。出資額や取得する株式数は未公表だが、3分の1程度の出資を予定している模様。
大地を守る会は有機・無農薬野菜の会員制宅配事業の草分けで35年の歴史を持つ。約2500人の生産者と契約し、安心・安全な農畜産・水産物や無添加の加工食品を販売している。
ローソンは昨年6月にヤフーと共同出資でスマートキッチンを設立、今年1月から食品・日用品の定期宅配サービスを始めた。