紳士服専門店大手の青山商事が発表した2010年3月期連結業績は、売上高が前期比5.8%減の1946億円、営業利益が17.3%減の147億円で2期連続の減収減益となった。純利益は20.8%減の約56億円で4期連続の減益だった。
売上高全体の85%を占める紳士服販売事業は主力アイテムのスーツの販売数が4.3%減の約250万着、平均販売単価は2.3%減の2万4518円と振るわず、既存店売上高は7.4%減と大きく落ち込んだ。
11年3月期は紳士服販売事業の既存店売上高が0.9%減となる前提で、売上高は0.1%減の1944億円、営業利益は0.1%増の148億円、純利益は30.4%増の73億円を見込んでいる。