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【アークス】網走市内で食品スーパー経営の篠原商店を子会社化

 食品スーパー大手のアークス(札幌市)は、北海道網走市内で食品スーパーなど3店舗を経営する篠原商店を完全子会社化する。11月1日付けで株式の100%を取得し、アークスの横山清社長が篠原商店の会長に就任、篠原肇社長はそのまま社長職にとどまる。

 アークスは傘下の道東ラルズ(北見市)がオホーツク地方で13店舗を運営しているが、網走市内には店舗がなかった。篠原商店は網走市内で「ベーシック」の店名で食品スーパー2店舗、酒販店1店舗を運営しており、2010年度の売上高は約51億円、経常利益は約1億3000万円。今後はアークスグループ入りすることで商品調達力など営業基盤の強化を図る。

 アークスは10月21日にユニバース(青森県)との経営統合により、本州に進出する予定。