準大手スーパーのイズミヤ(大阪市)は、独自の電子マネー「miyoca(ミヨカ)」の発行を始めた。独自電子マネーの発行はセブン&アイ・ホールディングスの「nanaco(ナナコ)」、イオンの「WAON(ワオン)」に続いて、流通業としては3社目となる。
ミヨカは2月25日からイズミヤ上新庄店(大阪市)、子会社カナートのデイリーカナートポートタウン店(同)などグループの5店舗で先行導入、4月2日から導入店舗を93店舗に拡大する。
ミヨカはプリペイド(前払い)式の電子マネーで、1000円単位で上限2万9999円までチャージ(入金)できる。チャージ金額の0.6%がプレミアムとして加算されるのが特徴で、例えば1万円をチャージした場合は、自動的に60円が加算され、チャージ金額は1万60円となる。
発行手数料や年会費は無料で、各店舗のサービスカウンターで申し込めば即時に発行される。売り場のレジでチャージすることができる。