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【コメリ】2019年3月期3780億円、中期経営計画

 コメリは4月26日、2017年3月期から19年3月期までの3年間を対象とする「コメリグループ中期経営計画」を発表した。

 数値目標は、19年3月期の売上高を3780億円(16年3月期比16.5%増)、営業利益235億円(31.1%増)、ROA(総資本利益率)7.1%(1.4ポイントプラス)、ROE(株主資本利益率)8.0%(1.3ポイントプラス)とした。

 中期経営計画の基本方針は、以前から掲げている経営指標「労働分配率33.3%、ROA10%、ROE10%」の達成に向けて、3年間は、“人”と“資本”の生産性向上を図り、経営基盤の確立に取り組む。

 また重点施策と主要な取り組みでは、「SPA型の商品開発体制の確立」と「本物のEDLP政策の定着」の2点をあげている。

 新規出店では、北海道地区を新たな商勢圏と位置付け、地域特性に合わせたフォーマットによる船団方式での出店に注力するとしている。

 コメリの2016年3月期決算は、売上高3243億円(前年同期比2.3%増)、営業利益179億円(11.3%増)、経常利益174億円(12.2%増)、当期利益95億円(33.7%増)となった。今期の業績予想は、売上高3390億円(4.5%増)、営業利益190億円(6.0%増)、経常利益185億円(6.3%増)、当期利益100億円(4.3%増)を見込んでいる。