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米ペイパル、第2四半期は86%増益 コロナ禍でオンライン決済急増

ペイパルのロゴ
米決済サービス大手ペイパルが29日に発表した第2・四半期(6月30日まで)決算は86%の増益となった。独クラインマハノーで昨年8月撮影(2020年 ロイター/FABRIZIO BENSCH)

[29日 ロイター] – 米決済サービス大手ペイパルが29日に発表した第2・四半期(6月30日まで)決算は86%の増益となった。新型コロナウイルス感染拡大を受けた外出制限措置などでオンライン消費が拡大し、収益が押し上げられた。

ペイパルはこうした傾向は継続するとし、通年の1株当たり利益は約25%、売上高は22%増加すると予想。シュルマン最高経営責任者(CEO)「デジタル決済はこれまでに増して必要不可欠になっている」と述べた。

第2・四半期の売上高は25%増の52億6000万ドル。アナリスト予想の50億ドルを上回った。

純利益は15億3000万ドル(1株当たり1.29ドル)と前年同期の8億2300万ドル(同0.69ドル)から増加。調整後の純利益は12億6000万ドル(同1.07ドル)と、8億4800万ドル(同0.71ドル)から増加した。

第2・四半期の決済額は為替調整済みで2220億ドルと、前年同期比30%増。アカウント数は2130万件増加した。