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吉野家の牛丼をドローンで病院に配達、横須賀市で実証実験

吉野家の牛丼を病院に運ぶドローン
食料品や医薬品のドローンによる定期配送を見据えた取り組みとして行った

 吉野家は6月10日、作りたての牛丼をドローンで病院に配達する実証実験を行った。実験はドローン開発のエアロネクスト(東京都渋谷区)や料理宅配サービスの出前館(同)、横須賀市などと共同で行った。

 出前館のアプリで注文を受けた牛丼弁当を吉野家のキッチンカーで調理。約5.2キロメートル離れた横須賀市立病院の屋上までドローンで運んだ。注文した商品の受け取りと、ドローン離陸地点(立石公園)までの搬送は出前館のスタッフが行った。

 今回は、食料品や医薬品のドローンによる定期配送を見据えた取り組みで、アプリでの注文は市立病院の医療従事者が行った。今回の実験では海上4.5キロメートル、陸上0.7キロメートルの航路を、ドローンが約10分間飛行した。