イズミは4月30日、紫外線で各種ウイルスを不活性化する「買い物かご除菌装置」を2店舗で先行導入した。買い物かご全体に紫外線を照射することで、効果的かつ短時間で除菌することができる。
装置は、自動車部品メーカーのヒロテック(広島市)と共同開発した。約30秒で、50個の買い物かごをまとめて除菌できる。広島大学病院感染症科による検証では、30秒の紫外線照射で新型コロナウイルスの99.9%以上を不活性化する効果を得られたという。
先行導入したのは、大型ショッピングセンターの「ゆめタウン広島」(同)と食品スーパーの「ゆめマート八幡」(同)。今後は、他店にも導入を広げていく予定だ。