メニュー

テスラとパナソニック、太陽電池の共同生産を解消へ

テスラのロゴ
2月26日、パナソニックは、米電気自動車メーカーのテスラとの太陽電池の共同生産を解消すると発表した。写真はテスラのロゴ。ニューヨークで2017年12月撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[東京 26日 ロイター] – パナソニックは26日、米電気自動車(EV)メーカーのテスラとの太陽電池の共同生産を解消すると発表した。パナソニックは5月に生産を停止する。

両社はテスラの太陽光パネルに使う太陽電池を生産するため、米ニューヨーク州で工場を運営してきたが、実際はテスラ製パネルでの採用はほとんどなく、生産量が増えないため。

テスラにとって太陽光事業はEVに次ぐ柱だが、当初の戦略を修正する。両社は米ネバダ州にある車載電池工場「ギガファクトリー1」を軸としたEV向け電池の共同生産は引き続き維持する。

両社は2016年12月に太陽電池の生産開始で合意と発表。その際、テスラはパナソニックから、同工場で生産の太陽電池を長期間にわたり購入するとしていた。