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EDLPと独自化で対峙!自信あり、ライフの関西オーケー対策

ライフコーポレーション(大阪府/岩崎高治社長:以下、ライフ)は10月8日、「オーケー高井田店」からわずか260mの場所に位置する「ライフ高井田店」(大阪府東大阪市:以下、高井田店)をリニューアルオープンした。

ライフは同店において独自化の深耕に軸を置きつつ、EDLP(エブリデー・ロープライス)政策にも注力する新たな店舗モデルを構築し、オーケー(神奈川県/二宮涼太郎社長)の出店拡大に対抗する構えだ。売場づくりの全貌をレポートする。

オーケー1号店と至近距離で激突!

ライフ高井田店
●所在地: 大阪府東大阪市高井田西6-1-1
●売場面積: 3373㎡
●営業時間: 9:00~24:00(2階は~21:00、ドラッグ売場は~20:00)
●駐車場: 102台
●アクセス: 各線「高井田」駅から徒歩7分

 「オーケーの関西における出店予定地のほとんどがライフの近隣だと聞いている。競合する各店舗ではなんらかの対策を行っていく予定だ」。ライフの岩崎高治社長は、10月7日に行われた2025年2月期第2四半期決算説明会においてこう明言した。

ライフ高井田店の大森雅之店長

 オーケーが関西1号店の出店地として選んだ高井田エリアは、半径3km圏内にライフが9店舗を展開する同社のドミナントエリアだ。なかでも高井田店は、「オーケー高井田店」からわずか260mの距離に位置する。

 こうした状況下でライフは10月8日に高井田店をリニューアルオープンした。高井田店は1996年に東大阪市内1号店としてオープンし、1階部分は食品、2階部分で衣料品含む生活必需品を扱うワンストップショッピング性の高い店舗として地域に親しまれてきた。

 同店の改装は2015年以来約9年ぶりだ。高井田店の大森雅之店長は「高井田店は老朽化が進んでおり、なおかつオーケー開店による影響を受けるのは必至である。改装によって地域シェアをさらに高めたうえでオーケーと対峙したい」と意気込んだ。

 高井田店の改装にあたっては、ライフがその精度に「自信を持っている」(広報担当者)というアンケートを活用した商圏分析を実施。高井田店周辺は近年マンションの建設が相次いだことから、ファミリー世帯と単身世帯が増加している。

 そのため、簡便・即食需要が高まっており、なおかつ価格感度が高い消費者が多いことがわかった。こうした傾向を鑑み、高井田店では価格訴求に力を入れながら、簡便・即食商品を強化した売場づくりを志向した。

「過去最強レベル」のEDLPを導入

 高井田店の改装で最も注目したいのは、

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