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オリックス、「クロスゲート金沢」の商業施設テナントを発表、食を中心に34店舗

オリックス、「クロスゲート金沢」の商業施設テナントを発表、食を中心に34店舗
ホテルと分譲マンション、商業施設の複合施設として20年6月に開業の予定

 オリックスは2月14日、金沢駅西口で開発中の複合施設「クロスゲート金沢」(金沢市)の商業施設部分に入居する全テナントを公表した。食物販と飲食を中心に34店舗が出店する。

 地上1〜2階の商業施設の店舗面積は3124平方メートル。1階は食料品店とカフェ、2階はレストランが中心となる。共用部分には金沢の伝統工芸「組子細工」をモチーフにしたデザインを取り入れる。

 1階部分には「めいてつ・エムザ」(金沢市)を運営する金沢名鉄丸越百貨店が、百貨店ならではの品揃えと地元商品にこだわった食物販店「エムザ デリマーケット クロスゲート プレミアム」を出店。スターバックスコーヒーや和菓子カフェ、石川県内の人気ベーカリーを集めたカフェなど複数のカフェのほか、ワイン・チーズ、ワッフル、パルフェ、チョコレートなどの専門店が集積する。

 2階ではレシピ共有ソフトの開発やレストランの運営などを手がけるOPENSAUCE(金沢市)がプロデュースするフードホールを営業。熟成牛肉を使った焼き肉店やチーズ料理専門店、台湾料理「京鼎楼」の小籠包専門店、パスタ専門店などの料理を楽しめる。

 オリックスは、金沢駅西側の7423平方メートルの土地を取得し、クロスゲート金沢を開発している。同施設には米ハイアット系の2つのホテル「ハイアットセントリック金沢」「ハイアットハウス金沢」と分譲マンション「ザ・レジデンス金沢」、商業施設などで構成される。

クロスゲート金沢の商業施設エリアのイメージ