店舗部門 1位
オーケー 銀座店
店舗概要
開店日 | 2023年10月17日 |
所在地 | 東京都中央区銀座3-2-1 マロニエゲート銀座2 地下1・2階 |
アクセス | 東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座」駅 徒歩2分 JR京浜東北線・山手線「有楽町」駅 徒歩3分 |
営業時間 | 8:30~21:30 |
売場面積 | 2140.4㎡ |
受賞理由
- 食品スーパー(SM)がデパ地下に対抗できることを証明した
- ついにオーケーが銀座に出店する時代が来た!と衝撃を受けた
- 銀座の一等地への挑戦
- 地域ニーズに応じて高質商品を開発しており商品政策(MD)の幅が広がっている
- 建物の制約を感じさせない売場レイアウト
- 「カツ重」を約300円で買える価値を提供している。銀座でこの価格と品質は破壊的
- レジの配置、構成が秀逸
- 銀座という土地で、単なる安売りではなく、質も伴う店として存在感を発揮している
銀座の一等地でも「地域一番の安値」
2024年の“ストア・オブ・ザ・イヤー”の座を射止めたのは、オーケー(神奈川県/二宮涼太郎社長)が、東京・銀座にオープンした「オーケー銀座店」(以下、銀座店)だ。ファーストリテイリング(山口県)が運営を手掛け、グローバル旗艦店「UNIQLO TOKYO」を展開する商業施設内の地下1・2階に出店している。2層合わせて売場面積は約2140㎡と大型店での出店だ。
都心部でも売上を稼ぐ旗艦店をめざすとともに、全国から人が集まる銀座エリアに出店することで、24年に関西エリアへの進出を控えるなか全国の人に認知度を高めておきたいねらいもある。
品揃え、売場構成、価格帯、取扱品目数は既存店と大きく変えていない。経営方針に掲げる「高品質・Everyday Low Price」に基づき、東京都でも高級店が並ぶ銀座の一等地であっても、「地域一番の安値」の価格政策を実践する。そうした点が話題を呼び、多くのメディアで報じられた。
銀座店は、店舗周辺の地域ニーズや訪日観光客への対応も強化し、従来のオーケーとは異なる売場・商品づくりに挑戦している点が特徴だ。
地下1階の生鮮3部門では、青果では、売場導入部で桐箱入りの「静岡県産マスクメロン」や「岩手県産まつたけ」(400g)といった贈答向けの高級商品を充実させている。鮮魚は売場の半分ほどを冷凍商品に割き、一角には「超低温流通まぐろ」のコーナーを設置した。精肉はオーケーが強みとするA4・A5等級の黒毛和牛をメーンに商品を構成。店舗周辺の業務用ニーズを見込み真空パックのブロック肉コーナーを設置し、国産の良質な肉から外国産の生産方法にこだわったものまで約20種類を扱う。
そのほか、サービスカウンター横に免税カウンターと、青果売場横に処方せんを受け付ける調剤薬局も導入した。
売場の各所で銀座店 ならではの商品を訴求
地下
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