今年もスーパーマーケット・ドレートショーに行って来ました。業界関係者のみ来場が許されているこのイベント。私は正直スーパーマッケットのいちファンであり、関係者かと言われるとかなり「グレーゾーン」な来場者ではありますが、逆に言うとファン目線でこのイベントを見ている人はあまりいないのでは? という意気込みで参加して来た「超ミーハー」レポートがこちらです。今回、「本連載の取材のため」ということで申請をしたところ、参加することができました。
今回は昨年弟子入りした「立川のの一」がカメラマンとして同行。
早速入場後に一枚。
こういう写真一人だと撮りづらいからカメラマン必要。
「うわ~広いですね~回りきれるんですか?」
という弟子。
確かにこの日私は落語会の出番があるので、お昼過ぎには会場を出ないと間に合わない。ディズニーランドを2~3時間で全部回るくらいの難易度だけど、とにかくスタート。
「師匠!ピザ食べ比べやってますよ!」
私自身2年前くらいから冷凍のピザ生地を買ってきてピザを自作するようになっていたので、どんなふうにお総菜ピザがつくられているのか興味深々。なるほど…このレベルのものがこんなに簡単にできちゃうんだから、ピザで差別化を図るというのがいかに難しいかを痛感しました。
ワイズマートの弁当がまさかの売り切れ!
ピザの感想アンケートを書いていると、すぐ目の前に「お弁当お惣菜大賞」のエリアを発見。「この時間じゃさすがに値引きにはなってないかなぁ」などという軽口を叩きながらお弁当お惣菜大賞に立ち寄ると…ワイズマートの商品だけ売り切れ!!!
そもそもの数の問題もあるかもしれないけど、それにしても売り切れるの早くない?関係者の買占め? っていうかワイズマートってあのワイズマートか? 冷凍スイーツのアウトレットを求めに辰巳にある東京リバーサイドスイーツに行く途中にある、あのスーパーのことか?
などと疑問が噴出したので早速検索。おお!やっぱりあのワイズマートか。「小さめの店舗で外から見てもとくに印象に残ることはないが、店に入ると生鮮や総菜コーナーが予想以上にイキイキしていたなぁ」という、辰巳店に初めて行った時の印象を急に思い出しました。
そんなワイズマートの大人気弁当が、「国産しらす零れるかき揚げ丼」。確かにちょっと美味そう…っていうか398円って安いな!朝何も食べずにこのブースに来たら確かに一番手に取りやすいかもしれない。だから売り切れだったのか?
とにもかくにも俄然ワイズマートの総菜が気になってしまっている自分がここにおります。
「かぼちゃミルク」と「生ハムのようなイカ」
その後、しばらくキョロキョロしながら歩いていると、「かぼちゃミルク」なるものの説明を受けることに。私がかぼちゃ大好きオジサンなことに気が付いたのかしら。
いただいたかぼちゃミルクは想像していたような「かぼちゃスープ」的なものではなく、さらっとしてやや酸味も感じられる清涼感のある飲み物でした。一口目は予想と違った味だったのでびっくりしましたが、「料理の材料としてもお使いいただけけます」とのこと。でも、三口目あたりからゴクゴク飲んでしまいました。科学の力で美味しくしました!という感じがなくてめちゃくちゃ好印象。ちなみにニュージーランドで育てたかぼちゃを使用しているそうです。
そして、前回も訪れた澤田食品さんのブースへ!しかし人が多くてよく見えない!すでにその存在を知って商談に来ている人、試食のおにぎりを食べて衝撃を受けている人などの隙間から新たな商品を発見!それが…
「生ハムのようなイカ」。
生ハムに近づくことがイカにとって正解なのか? などと思いながら試食…美味い!「生ハムのよう」なのかどうかはカルディの生ハムしかほぼ食べたことのない私には正直わからなかったのですが、美味いことには違いない。
「ガチ商談」の方が多数おられたので、そっと写真だけ撮ってツイッターに上げることに。するとすぐに澤田食品の広報の方が「今日行かれているんですね。私は明日向かうんです~」という返信が。
ちなみに澤田食品さんのマスコットキャラクター「いかべえ」の声について、友人で声優の山口勝平さんがご自身のラジオで「僕がやるならこういう声でやります!」とすでにガンガンしゃべってます! そしてそのラジオを澤田食品さんが聞いているとのこと。もうこれ、正式決定でいいんじゃないでしょうか。
レポートは次回までもう少し続きますが、ここでいったん、のの一のイラストレポートをご覧ください。
立川志ら乃
1974年2月24日生まれ。98年3月、立川志らくへ入門。2012年12月に真打ち昇進。16年7月に「スーパーマーケットが好きである」ことを突如自覚。スーパーに関する創作落語に「グロサリー部門」「大豆なおしらせ」など。寄席やイベントなどのスケジュールは下記Twitter・ブログをご参照ください。
Twitter:@tatekawashirano