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イオンモール、中国20号店となるSCを江蘇省に、デジタル技術でサービス強化

イオン中国
総賃貸面積は約6万3000平方メートル、約180店舗のテナントが出店する

 イオンモールは6月11日、中国20号店となるショッピングセンター(SC)「イオンモール常熟新区」を江蘇省常熟市の高新技術産業開発区内に今夏オープンすると発表した。

 イオンモールは2008年に中国に初出店して以来、北京・天津・山東省、江蘇・浙江省、湖北省、広東省の4つのエリアで集中して出店を進めてきた。今後は既存の4エリアで出店を加速させると同時に、次なる成長エリアへの出店も模索する。

 イオンモール常熟新区の敷地面積は約12万6000平方メートル、総賃貸面積は約6万3000平方メートルで、約180店舗のテナントが出店する。

 スマートフォン(スマホ)で事前にレストランの予約ができたり、人工知能を搭載したロボットが館内を案内したり、顔認証で解錠できるロッカーを設置したりするなど、デジタル技術を使って来館者の利便性を高める。

 スマホに車両ナンバーを入力すると駐車した場所まで音声で案内するアプリや、デジタルサイネージ(電子看板)を使って各専門店の洋服を自由に試着できるバーチャル(仮想)試着システムも導入する。

「イオンモール常熟新区」の概要

所在地 中国・江蘇省常熟市高新技術産業開発区東南大道168号
敷地面積 約12万6000平方メートル
総賃貸面積 約6万3000平方メートル
建物構造 鉄骨鉄筋コンクリート地下1階・地上3階
核店舗 イオン常熟新区店
出店テナント数 約180店舗
駐車台数 約3800台