
明治は10月14日に、健康な方の高めのヘモグロビンA1cの低下をサポートする機能が報告されている機能性表示食品「明治ヘモグロビンA1c対策ヨーグルト」を発売。食品で対策したい層を対象に、店頭施策やテレビCMなどを通して認知拡大を図り、新規ユーザーの獲得をめざす。
血糖が気になる方に向け新たなヨーグルトを提案
明治は長年にわたり乳酸菌の機能性研究を進め、商品開発を行ってきた。今回着目したのは「MI-2乳酸菌」で、2010年頃から研究を開始し、10年以上の歳月をかけて今回、新たに「ヘモグロビンA1cの低下をサポートする」という新しい機能を確認したことから、機能性表示食品「明治ヘモグロビンA1c対策ヨーグルト」を10月14日に新発売した。
ヘモグロビンA1cは、血糖コントロールの重要な指標でありながら、対策ができる食品は市場に存在しないのが現状だ。そこでこうした健康課題に対し、明治はヘモグロビンA1cを気にしている方に向けて、日常的に手軽に摂取できるヨーグルト(ドリンク・食べるタイプ)を提案する。消費者からは「ヘモグロビンA1cにアプローチする食品は新しく、食品で対策できるのは嬉しい」といった声が寄せられている。
商品名はターゲットに直接訴求する「明治ヘモグロビンA1c対策ヨーグルト」とした。パッケージには、心の安定や安心感を表す緑を基調にしたカラーを採用し、商品イメージと合うアイコンを配置。味わいは砂糖不使用で、まろやかな甘みとヨーグルトらしいなめらかさ
(食べるタイプ)、甘みのある飲みやすい味わい(ドリンク)を実現し、継続摂取を後押しする。
明治の乳酸菌研究による独自価値を訴求することで、新規ユーザー獲得を図る。
プロモーションでは藤原竜也さんを起用した単独のCMに加え、「明治プロビオヨーグルトLG21」と「明治プロビオヨーグルトPA-3」との3ブランド合同の「明治からだ応援団」のテレビCMとデジタル広告も配信。試験結果をグラフで表現しながら、12週間の継続摂取を推奨する。
11月1日からは、上記3ブランドに加え「明治プロビオヨーグルトR-1」「明治Wのスキンケアヨーグルト」の明治プロバイオ商品合同の陳列コンテストも実施し、販促物を活用した売場活性化を図る。個別の健康課題に着目した商品を合同陳列することで、ターゲットの目につきやすく購買を促進する。
ダイレクトに価値を伝える商品名
流通からは「商品名から、ヘモグロビンA1cを気にしている層にダイレクトに価値が伝わるため、期待している。間口は狭いが奥行きのある商品」と評価する声も多く、配荷は順調に進んでいる。
グローバルデイリー事業本部 デイリー開発部 プロバイオG 彼末 航貴氏(右)
グローバルデイリー事業本部 デイリー開発部 プロバイオGの彼末航貴氏は「長年の研究成果を結実させた重要商品。継続摂取の重要性を訴求し、〈1日1本〉を定着させたい」としている。今後は、「明治プロバイオヨーグルト」の主力のひとつとして育成していく考えだ。
●本品は機能性表示食品です。●機能性表示:本品にはL. plantarum OLL2712株(MI-2乳酸菌)が含まれます。MI-2乳酸菌は、BMIが高めの健康な方の、健常域で高めのHbA1c(血糖コントロールの指標)の低下をサポートすることが報告されています。●食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。●本品は、特定保健用食品と異なり、機能性及び安全性について国による評価を受けたものではありません。届け出られた科学的根拠等の情報は消費者庁のウェブサイトで確認できます。●医薬品ではありません。