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美味しさにこだわったパックごはん「国産こしひかり」最新進化はここまでスゴい

共働き世帯や単身世帯の増加といった社会環境の変化から、災害時の非常食としてだけでなく日常使いが増えているパックごはん。

そこでテーブルマークでは今年春に「国産こしひかり」シリーズをリニューアルし、日常使いに向けてまとめ買い用に10食パックを発売した。同社では今後も生活者のニーズに対応したラインアップを強化していく考えだ。

魚沼の水を使用し
二段階加熱でふっくら炊き上げる

二段階加熱で外はふっくら、中はもっちりとした炊き上がりの「国産こしひかり10食パック」とメインの5食パック

 地震や台風などの災害時の非常食として定着してきたパックごはんだが、最近では新型コロナウイルス感染症罹患者への支援物資として広く活用されたことで、これまでパックごはんを利用したことがなかった層にも、その簡便性やおいしさが認知され、市場は伸長している。

 しかも近年では非常時だけでなく、家事・料理の時短化、簡便化といったニーズにより、日常使いが増加している。

 パックごはんの購入者層が広がっていることで、求められるニーズも多様化しており、テーブルマークではラインアップを強化。

 1パック当たりの容量や入り数、やわらかめ、銘柄米、雑穀米、大粒米など、きめ細かく対応している。とくに麦ごはんや五穀米などは健康志向を背景に人気が高くなっている。

やわらかめのごはんが好きな人に向けた「国産こしひかりやわらかごはん小盛(分割)6食」(左)、大麦本来の風味とプチプチした食感が楽しめる「麦ごはん3食」
(中)お茶碗約1杯分の銘柄米シリーズ「新潟県産こしひかり(分割)4食(右)

新潟県魚沼で生産

 同社のパックごはんは日本有数の米どころである新潟県魚沼で生産※。魚沼は良質な水が豊富で、お米を洗う、浸ける、炊くというすべての工程でこの魚沼のおいしい水を使用している。お米の鮮度にもこだわり、玄米の状態で仕入れ、製造する直前に精米する。

 また、お米の充填から炊飯、蒸らしまでの工程をトレー内で行っているため米粒が潰れず、つややかに炊き上がるのが特徴だ。

 瞬間的に高温・高圧で加熱する「加圧加熱」と、高温の蒸気で一気に炊き上げる「蒸気炊飯」の二段階で加熱することで、外はふっくら、中はもっちりと炊き上がる。こうしてお米や使用する水、製造工程にまでこだわることでおいしいパックごはんを提供している。

 今年の春には、同社主力の「国産こしひかり」シリーズをリニューアル。配合を見直すことで、ごはん本来の炊き立ての香りがより引き立つようになった。

 リニューアルに合わせて、日常使いに最適なまとめ買い用の10食パックを発売。リピーターから好評で、順調な出足となっている。

テーブルマーク 戦略本部マーケティング戦略部米飯カテゴリカテゴリマネージャー新居優樹氏(左)と戦略本部マーケティング戦略部米飯カテゴリ村田奈津実氏(右)

2025年は
パックごはん発売30周年 
1年を通して魅力を発信

 同社では今年春と秋の年2回、ディスプレイコンテストを行っており、店頭露出を図ることでパックごはんの売上を拡大している。

 エンド棚など来店者の主要動線上にパックごはんを展開することで、目に留まりやすく購入するきっかけづくりをしている。同社では今後もエンドや催事コーナーでの露出アップを図っていく。

 2025年はテーブルマークのパックごはん発売30周年を迎えることから、1年を通してパックごはんのおいしさや利便性などの魅力を伝えて日常使いをさらに進めていく。

 また、ローリングストックのほか、鍋〆などの料理提案やキャンプといった新しいオケージョンでの使い方を訴求し、パックごはん市場を盛り上げていく考えだ。

※一部の商品は香川県で生産しています。