キリンビールの「キリン 氷結® 無糖」シリーズは余計な甘さのないスッキリしたおいしさと、フレーバー×度数の多彩なラインアップで好調に推移。今後の新フレーバー展開も予定し、無糖チューハイという新たなカテゴリーの創出を加速させる。
氷結® 無糖は23年キリンビールのチューハイで、「売上No. 1」※1
※1 氷結® 無糖シリーズ23年年間出荷実績
2020年10月発売のキリンビール「キリン 氷結® 無糖 レモン」(7%・4%、後に9%を追加)は、無糖だからこそ味わえる果実味やスッキリとしたおいしさにより、お酒を好むユーザー中心に多くのトライアルを獲得しているブランドだ。
22年10月には新フレーバーとして「キリン 氷結® 無糖 グレープフルーツ」(7%・4%)を発売。レモンに続き人気のあるグレープフルーツフレーバーを展開したことで、ユーザーに選ぶ楽しみを提案した。さらに23年7月11日発売の「キリン 氷結® 無糖 シークヮーサーA L C.7%」も、発売初月でシリーズ最速の1,000万本※2を突破以降、好調に推移し、快進撃が続く。
これらの施策が奏功し、「キリン 氷結® 無糖」シリーズは発売以降、毎年販売数量を継続成長させ、23年は発売4年目にも関わらずに前年出荷数量135%を記録し、23年11月には早々に年間販売目標である1,800万ケース※2を達成した。
キリンビール・マーケティング部の島嵜健介氏は、「『氷結® 無糖』は甘さのないスッキリした飲み口とともに、レモン・グレープフルーツ・シークヮーサーのフレーバー展開、気分やシーンで選べるアルコール度数などが高く評価されている。新商品の投入タイミングで既存品も大きく伸長しており、無糖チューハイという新たなトレンドを創り出している」と語る。
実際に今回No.1となった「キリン 氷結® 無糖 レモン ALC.7% 500ml」の他にも、ALC.4%の500ml缶や350ml缶もランキング上位に来ており、同ブランドの好調さが見て取れる。
※2 累計出荷数(250ml換算)
食事に合う無糖チューハイ、今後も新フレーバー投入などさらなる成長をめざす
23年10月の酒税法改正により、新ジャンルと発泡酒の酒税が一本化されたことで、新ジャンルから他の酒類にユーザーが流入。RTDカテゴリーへの流入も加速している。
このタイミングに合わせキリンビールでは「キリン 氷結® 無糖 レモン」(7%・4%)、「キリン 氷結® 無糖 グレープフルーツ」(7%・4%)の中味をリニューアル。レモンの7%はバランスのとれたレモン感とスッと切れる後味のよさを追求、4%はレモン本来のフレッシュなおいしさを強化し、満足感のある飲みごたえをめざした。一方、グレープフルーツの7%は心地よいグレープフルーツ感とお酒の余韻が感じられ、さらに飲みやすい中味に。4%は華やかなグレープフルーツの香りが立ち、さらに満足感のある飲みごたえに向上させた。コミュニケーションでは引き続き俳優の高橋一生さんを起用。テレビCMのほか、WEBやSNSでの情報発信も行い、露出を高めている。
ストロング系や果汁系、レモンサワーなど、さまざまなジャンルが誕生し、酒類売場を盛り上げてきたRTDカテゴリーだが、「氷結® 無糖」シリーズの好調により、甘さのない、食事に合うRTDとして「無糖チューハイ」というカテゴリーができつつある。
今後も新フレーバー投入を予定。キリンビールでは「氷結® 無糖」シリーズを通じ、無糖チューハイカテゴリーの確立とともに、RTDカテゴリー全体の市場拡大に貢献していきたいとしている。