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インド競争当局、価格カルテルでビール2社に罰金

[ニューデリー 24日 ロイター] – インド競争委員会(CCI)は24日、国内のビール価格に関するカルテルを結んでいたとして、オランダの大手ハイネケン傘下のユナイテッド・ブリュワリーズと、デンマーク大手カールスバーグのインド現地法人に罰金を科した。

罰金額は、ユナイテッドが75億ルピー(約1億0200万ドル)、カールスバーグ現法が12億ルピー(約1600万ドル)。

CCIは長期にわたって調査を行い、2018年にオフィスへの立ち入り検査を実施した。世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)が、英SABミラーの事業買収後にインドでカルテルを確認したとCCIに報告したことが端緒となった。

CCIはこの日出した最終命令で、両社への罰金について、検査協力を踏まえた減額後の金額だと明らかにした。

カルテルを報告したABインベブは、罰金を全額免除された。