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ユーロ圏7月CPI改定値、前年比+2.2% エネルギー価格上昇

ベルリンのスーパー
欧州連合(EU)統計局が18日発表した7月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)改定値は前年同月比2.2%上昇した。速報値と一致した。ベルリンのスーパーで昨年撮影。(2021年 ロイター/Fabrizio Bensch)

[ブリュッセル 18日 ロイター] – 欧州連合(EU)統計局が18日発表した7月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)改定値は前年同月比2.2%上昇した。速報値と一致した。

2018年10月以来の大幅な伸び率で、欧州中央銀行(ECB)が目標とする2.0%を上回った。6月の1.9%から伸びが拡大した。

前月比では0.1%低下し、ロイターがまとめたエコノミスト予想の平均と一致した。

変動の大きいエネルギーと生鮮食品を除いたコアインフレ率は前年比0.9%と6月と同水準だった。アルコールとたばこも除外したインフレ率は0.7%と6月の0.9%から鈍化した。ともに速報値と同じだった。

7月の物価上昇は主にエネルギー価格の上昇によるもので、エネルギー価格は前年比14.3%と今年最大の伸びとなった。速報値は14.1%上昇だった。

2.2%のCPI上昇率のうち、エネルギーが1.3%ポイントを占めた。

食品・アルコール・たばこの価格は前年比1.6%上昇と速報値から変わらず。サービス価格は0.9%上昇した。