アルディUS、2021年の成長戦略を発表 ECさらに強化へ
ハードディスカウント・ストアのアルディU S(A l d iUS)は2月10日、全米での店舗展開をめざし、21年の店舗、地域本部、配送センターの開発およびEC事業に関する成長戦略を発表した。
店舗については、アリゾナ州やカリフォルニア州、フロリダ州および米国北東部を中心に21年中に約100店舗を新規出店する。このうちアリゾナ州は同社37番目の出店州で、20年11月に進出したばかりだ。
また、アルディUSはECのサービス拡充にも引き続き力を入れる。店頭で商品を受け取ることができる「カーブサイド・グロサリー・ピックアップ」を年内に500店舗へ導入する計画だ。これが完了すると、導入店舗は計1200店舗を超えることになる。なお、アルディUSは現在、ほぼ全店へのインスタカート(Instacart)によるEC注文品の配達サービス導入に取り組んでいる。
成長戦略を発表したのと同日、アルディUSはアラバマ州ロクスリーに国内で26番目となる地域本部と、22年に稼働予定となる面積5万2400㎡の配送センターの建設に着工した。同配送センターは南部で6番目の施設で、アラバマ州、ジョージア州南部、ミシシッピー州、そして同社38番目の出店州となる予定のルイジアナ州への商品供給を受け持ち、最大100店舗へ対応可能だ。
アルディUSのジェイソン・ハートCEOは「昨年直面した社会的困難にもかかわらず、新規出店
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