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仏ペルノ・リカール、四半期減収率が改善、年度後半の増加見込む

ルノ・リカールのロゴ
10月22日、蒸留酒世界2位の仏ペルノ・リカールは売上高が2020/21年度下半期に増加に転じるとの見通しを示した。仏ボルドーで2019年2月撮影(2020年 ロイター/Regis Duvignau)

[パリ 22日 ロイター] – 蒸留酒世界2位の仏ペルノ・リカールは売上高が2020/21年度下半期に増加に転じるとの見通しを示した。

10─12月期は旅行者を対象としたトラベルリテール部門の落ち込みと新型コロナウイルス危機による打撃の影響が残ると予想した。

第1・四半期(7─9月)決算は、売上高(比較可能ベース)が22億3600万ユーロ(26億5000万ドル)と6%減少したが、昨年第4・四半期の36.2%減から大きく改善し予想を上回った。欧州と米国で在宅消費が底堅かったほか、中国でも販売が改善した。

米国に次ぐ第2の市場である中国での販売は4%増加した。バーやレストランの営業再開や中秋節を前にした好調な出荷が寄与した。米国は6%増だった。