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国際企業各社、ウクライナでの事業停止 一段の対ロ制裁に身構え

デンマークのビール大手カールスバーグの商品
デンマークのビール大手カールスバーグや清涼飲料ボトラーのコカ・コーラHBCなど国際企業各社が、ウクライナでの事業を停止した。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、西側諸国による一段の対ロ制裁に備える動きが出ている。2018年10月撮影(2022年 ロイター/Danish Siddiqui)

[24日 ロイター] – デンマークのビール大手カールスバーグや清涼飲料ボトラーのコカ・コーラHBCなど国際企業各社が、ウクライナでの事業を停止した。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、西側諸国による一段の対ロ制裁に備える動きが出ている。

カールスバーグは、ウクライナにある3醸造所で全ての生産を停止。コカ・コーラHBCは工場停止を含む緊急時対応計画を発動したと発表した。

米貨物輸送大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)と米宅配大手フェデックスはウクライナ国内外向けサービスを停止した。

海運大手APモラー・マースクも、2月末までウクライナへの寄港を停止し、黒海沿岸のオデッサの主要事務所を閉鎖した。

一方、ロシアへのエクスポージャーを持つ多くの企業は、欧米の制裁措置がどの程度広範囲に及ぶか、より明確になるのを待って行動する方針。