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米ホーム・デポ、11─1月粗利益率低下 輸送・人件費増で 株価8%安

米ホーム・デポ
2月22日、米ホームセンター大手ホーム・デポが発表した2021年第4・四半期(2022年1月まで)決算は粗利益率が低下した。輸送コストや人件費の拡大が高額商品への底堅い需要や値上げによる恩恵を相殺した。写真は2020年1月撮影(2022年 ロイター/ Luis Cortes)

[22日 ロイター] – 米ホームセンター大手ホーム・デポが22日発表した2021年第4・四半期(2022年1月まで)決算は粗利益率が低下した。輸送コストや人件費の拡大が高額商品への底堅い需要や値上げによる恩恵を相殺した。

売上高は10.7%増の357億2000万ドルで、アナリスト予想の348億7000万ドルを上回った。新型コロナのパンデミック(世界的大流行)を背景としたリフォーム向け支出は懸念されたほど減速していない。

通年の売上高も初めて1500億ドルを上抜けた。

しかし、第4・四半期の粗利益率は36ベーシスポイント低下し33.2%と、一部のアナリスト予想を下回った。

今年度の売上高の伸びは「小幅なプラス」、1株利益は1桁台前半の伸び率になると予想した。

株価は8%超下落した。