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NYのスタバ従業員、2日目のスト コロナ拡大で安全確保要求

米スタバの従業員
米ニューヨーク州バファローにあるコーヒーチェーン大手・スターバックスの店舗で働くバリスタらが1月6日、新型コロナウイルス感染増加の中、安全な労働環境が確保されていないとして2日目のストに突入した。ニューヨークで撮影(2022年 ロイター/Lindsay DeDario)

[ニューヨーク 6日 ロイター] – 米ニューヨーク州バファローにあるコーヒーチェーン大手・スターバックスの店舗で働くバリスタらが6日、新型コロナウイルス感染増加の中、安全な労働環境が確保されていないとして2日目のストに突入した。

ストを行なっているのは、同社で唯一労組を結成している直営店のエルムウッドアベニュー店の従業員。5日にストに入り、安全と感じるまで業務に復帰しないとしている。

バファローの労組員の1人であるバリスタは、従業員の3分の1が新型コロナで勤務していない状況を訴え「店舗の人員不足は甚だしく、残った従業員は疲れ果てた状態で過剰労働を強いられている」と指摘。働ける従業員は、より防護力の高いN95マスクを与えられていない上に「スターバックスは州全域でマスク着用が義務化されているにもかかわらず、従業員にマスクを着用していない顧客への対応を引き続き義務付けるとの方針を明確にしている」と述べた。

同社広報担当者は、3日時点でバファローにある20店舗はすべて座席部分を閉鎖して持ち帰りのみのサービスに切り替えているほか、一部は時短営業とするなど、地域的な感染増加と人員不足に対応していると説明した。