メニュー

GDP、4─6月期2次速報は0.5%増に上方修正 名目2期連続マイナス

川崎市の京浜工業地帯
内閣府が8日公表した4━6月期のGDP2次速報は前期比0.5%増と1次速報の0.3%増から上方修正された。年率では1.9%増。1次速報は1.3%増だった。写真は川崎市の京浜工業地帯で2009年4月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 8日 ロイター] – 内閣府が8日公表した4━6月期の国内総生産(GDP)2次速報は前期比0.5%増と、1次速報の0.3%増から上方修正された。年率では1.9%増。1次速報は1.3%増だった。好調な企業の設備投資と医療費の増加が主な要因。消費者物価指数(CPI)の下方改定により名目値は前期比0.1%減に下方修正され、小幅ながら2四半期連続のマイナス成長となった。

家計消費は前期比0.9%増、民間住宅は同2.1%増で1次速報から変わらなかったが、設備投資は2.3%増と1次速報の1.7%増から上振れた。製造業、非製造業ともに設備投資が増加した。

民間在庫は、仕掛品の減少により寄与度で1次速報の前期比0.2%減から同0.3%に引き下げられた。

公的資本形成は1.7%減と1次速報の1.5%減から下方修正されたものの、政府最終消費支出は1.3%増と1次速報の0.5%増から大幅に上方修正された。1次速報には盛り込まれていない医療費が受診の増加で膨らんだため。

輸出は2.8%増、輸入は5.0%増と、1次速報からそれぞれ0.1ポイントずつ下方修正となった。

ロイターが集計したGDP2次速報の民間予測の中央値は前期比0.4%増、年率1.6%増、設備投資は前期比2.0%増だった。

CPI基準改定で名目はマイナス

名目GDPは前期比0.1%減と1次速報の同0.1%増から引き下げられた。CPIの基準改定を反映してデフレーターが1次速報の前期比0.3%低下から同0.6%低下に引き下げられたことが要因。