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ホーム・デポ、5─7月米売上高が予想割れ 住宅改修需要が失速

米ホーム・デポの外観
米ホームセンター大手のホーム・デポが17日発表した第2・四半期(8月1日まで)決算は国内既存店売上高の伸びが約2年ぶりに市場予想を下回った。カリフォルニア州エンチニータスで2016年4月撮影(2020年 ロイター/Mike Blake)

[17日 ロイター] – 米ホームセンター大手のホーム・デポが17日発表した第2・四半期(8月1日まで)決算は国内既存店売上高の伸びが約2年ぶりに市場予想を下回った。新型コロナウイルス禍中に盛り上がっていた住宅改修への需要の失速が鮮明となった。

ホーム・デポの株価は午前の取引で約4.7%下落した。

米既存店売上高は3.4%増と、2年ぶりの小幅な伸びにとどまり、リフィニティブのまとめた市場予想の4.9%増も下回った。

来客数も思わしくなく、プレイサー・エーアイのデータによると、5月は12.1%の大幅減となった。

高額の工具や建設資材を購入する建設業者などを顧客基盤に持つ強みから、純売上高は8.1%増加し、過去最高の411億2000万ドルに達した。

純利益は11%増の48億1000万ドル。1株利益は4.53ドルで、市場予想の4.44ドルを上回った。