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週刊コンビニニュース ファミリーマート、10月に商品補充の遠隔操作ロボットの検証開始

1週間のコンビニエンスストア(CVS)に関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。ファミリーマートは、遠隔操作ロボットを核とした新たな店舗オペレーション基盤構築のため、Telexistence(TX)製ロボットおよび「Augmented Workforce Platform」(拡張労働基盤)の導入を10月から開始する。導入店舗は「ファミリーマート経済産業省店」。TXと遠隔操作オペレーションを担うTXの子会社Model-1 Operationsが運営し、TXが開発した半自律型遠隔操作ロボットが店舗のバックヤードにおける商品補充業務を行う。飲料売場で業務量の多いペットボトル飲料の陳列から遠隔操作で業務を行い、陳列速度や精度を検証。多店舗展開が可能な取り組みについては、全店への順次導入を検討していく(6月1日〜7日のニュースをまとめました)。

セブン-イレブン
セブンプレミアム初の「-196℃」シリーズ
「Z会監修 全国高校対抗 超良問プラス2 サステナビリティ編」開催

 セブン&アイ・ホールディングスは、サントリースピリッツとの共同開発商品「セブンプレミアム-196℃(イエローショット)」を、6月8日から全国のセブン-イレブン各店舗およびグループ内の酒類取扱店舗で発売する。グループはこれまで2019年と2020年に「-196℃ストロングゼロ(イエローショット)」を発売。今回は、セブンプレミアムから初めて、「-196℃」シリーズとして発売することになった。強炭酸の刺激とレモンスカッシュの味わいが楽しめる。アルコール分9%、350ml税抜138円、500ml同188円。

 セブン-イレブン・ジャパンは、大塚製薬が主催する高校生を対象にした「Z会監修 全国高校対抗 超良問プラス2 サステナビリティ編」に協賛する。「Z会監修 全国高校対抗 超良問ドリル」はこれまで5回開催し、今回は主要5科目に加えて昨今注目されている「サステナビリティ」についても出題した。より手軽にチャレンジできるようにLINE上で展開し、6月2日から15日まで実施する。

ファミリーマート①
「ありがとうの手紙コンテスト2021」スタート
「リニューアブル燃料」を配送車両に利用
「FamiPay」に新サービス「FamiPayギフト」を追加

 ファミリーマートは、文部科学省後援事業の「ありがとうの手紙コンテスト2021」を開催し、小学生を対象にした手紙の募集を6月1日から10月31日まで行う。13回目の開催となる今年のコンテストは、「わたしたちの未来に向けたありがとうの気持ちを書こう」を趣旨として、自然や環境、住みやすい街への感謝の気持ちなどを綴った手紙を募集する。

 また同社は、再生可能資源由来の燃料である「リニューアブル燃料」の世界的メーカー・ネスタ(フィンランド)グループ、伊藤忠商事、伊藤忠エネクスと協働し、リニューアブルディーゼル(RD)のコンビニ配送車両への利用を実現した。6月初旬以降、横浜市内の配送センターにおいて一部車両でRDを使用する。

 ファミリーマートの電子マネー「FamiPay」へのチャージ方法はこれまで、店頭での現金、ファミマTカード(クレジットカード)、銀行口座チャージだったが、6月8日からギフトコードを使用してチャージができる「FamiPayギフト」を開始する。対象となるポイント交換サイトは「アメフリ」「ドットマネー」「モッピー」の3社で、各ポイントを「FamiPayギフト」で交換し、チャージできるようにした。

ファミリーマート②
フードドライブを三重県でも開始
京都府に「ファミマランドリー」1号店
1週間前倒しの“土用の丑の日”予約

 ファミリーマートは、今年4月から開始した「ファミマフードドライブ」を、6月1日から三重県の店舗にも拡大した。実施店舗は三重県桑名市の6店舗で、展開する店舗は全国で22店舗となった。自治体やNPOなどの協力パートナーを通じて、支援を必要とする人々に提供していく。

 また同社は、コインランドリー「ファミマランドリー」の京都府1号店として、6月11日に「伏見醍醐大構店」を、ファミリーマートの同一敷地内にオープンする。24時間営業で、店舗面積は約15坪。同店のオープンで、全国14都道府県で26店舗の展開となる。

 ファミリーマートは“土用の丑の日”の予約販売を昨年より1週間早め、6月1日より開始した。7月1日午前9時までに予約すると、「特上 鹿児島県産うなぎ蒲焼重」または「上 鹿児島県産うなぎ蒲焼重」が1品当たり200円(税込)、「鹿児島県産うなぎめし」または「うなぎ蒲焼重(中国産)」が1品当たり100円割引となる“早割”も、昨年同様に実施する。

ローソン
“書店併設型店舗”を立ち上げ
「焼肉トラジ」監修の7品を発売

 ローソンは日本出版販売と連携して、新しい店舗ブランド「LAWSONマチの本屋さん」を立ち上げた。第一弾となるのは、6月3日にリニューアルした「狭山南入曽店」(埼玉県狭山市)。通常のローソン店舗の約3,500品目に加えて、約9,000タイトルの本・雑誌を取り扱う。これまでは地域の書店とコラボレーションした形で21店舗を展開してきたが、書籍や文庫本などの売上高が前年比で約2割増えたことなどから、需要が見込めると判断。“書店併設型店舗”を立ち上げることにした。「狭山南入曽店」の店舗面積は約85坪で、書店部分に約21坪を充てた。

 また同社は6月8日から順次、全国の店舗で「焼肉トラジ」監修の「牛カルビ焼肉重」(税込698円)、「焼肉ビビンパ丼」(598円)、「和風だし冷麺」(399円)、「ビビン冷麺」(399円)など7品を発売する。「焼肉トラジ」は東京・恵比寿で創業した人気の焼肉店で、現在、首都圏を中心に名古屋、京都、大阪などで約70店舗を展開する。

ミニストップ
“やみつキッチン”シリーズで続々4品

 ミニストップは、“やみつキッチン”シリーズから4商品を新たに発売する。ひとつめは、“駅弁風弁当”の「駅弁風 黒毛和牛の牛めし弁当」と「駅弁風 青森県産帆立弁当」(いずれも税込555円)で6月1日の発売。これまでシリーズ累計で30万食を販売した人気の“駅弁風弁当”の第5弾となる。2つめは、“フルーツパフェ”シリーズで初登場の「レッドメロンパフェ」(税込375円)で、食べ応えのある果肉が特長のタイ産品種赤肉メロン「カンタロープ」を使用した。また、メロン果肉を2倍使用した「たっぷりレッドメロンパフェ」(税込559円)も同時発売、いずれも6月1日発売となる。3つめは、6月2日に発売した「ピーマン肉詰めフライ」(税込149円)。収穫後3日以内のフレッシュで肉厚のピーマンに、低温熟成でコクと旨みをアップさせた鶏肉を詰め、ふっくらとしたフライに仕上げた。