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週刊スーパーマーケットニュース ライフ、ビオラル事業を一気に拡大へ

1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた週刊スーパーマーケットニュース。ライフコーポレーションは、「オーガニック・ローカル・ヘルシー」をコンセプトにした、健康志向の顧客向け商品を展開するビオラル事業を一挙に拡大する。コンセプトショップの1号店は、2016年6月にオープンした「ビオラル靱(うつぼ)」(大阪市西区)で、現在はライフの約40店舗で「ビオラルコーナー」を展開中。12月にはPBの「ライフナチュラル」を「BIO-RAL」ブランドに刷新し、加えて約50商品の新アイテムを販売する見通し。今冬には、首都圏1号店となる「BIO-RAL丸井吉祥寺店」(東京都武蔵野市)を出店。オリジナルの弁当や惣菜、ドリンクなどを展開する(11月6日~12日のニュースをまとめました)。

ヨークベニマル
3店舗目の「電話で宅配」スタート
「郡山島店」オープン

 ヨークベニマルは11月4日、「南中山店」(仙台市泉区)で「電話で宅配」を開始した。対象エリアは仙台市泉区南中山・加茂地区で、実施店舗は福島県の店舗と合わせて3店舗となった。「会員登録→カタログ・折込チラシで商品選択→電話注文→配達・現金支払」という流れで行うサービスで、年会費は無料だが、宅配1回につき330円(税込)を利用者が負担する。対象となる商品は南中山店で取り扱う商品(一部除く)。サービスでの販売価格は注文当日の店頭価格と同額にし、毎日午前9時~11時に電話で受け付け、午後1時~5時に配達する。同サービスの実験は2018年7月にスタートしたが、好評なことから福島県以外の店舗でも行うことにした。

 また同社は11月13日、「郡山島店」をオープンする。市内では18店舗目の出店で、旬、季節、新商品などを中心とした豊富な品揃えと、出来立て・作り立ての商品づくりで地域一番店を目指す。売場の特長として、①旬の食材をいち早く仕入れ、鮮度、美味しさにこだわり、豊富に品揃えしたこと、②一人前からの商品も取り揃え、また、自宅ですぐに食べられる「簡単便利」な状態で商品を提供できるよう、食事の準備までをサポートした点、③美味しいものをお買得価格で提案したこと、④地元の伝統を受け継いだ味、お馴染みの味、新しい味の商品を提供していくこと、などが挙げられる。

マルエツ
「子ども食堂」募金で634万円を寄付

 マルエツは、9月1日から10月31日まで実施した「子ども食堂」を応援する募金で来店者から寄せられた募金317万円と、募金額と同額を拠出した合計約634万円を、11月30日に出店する地域の「子ども食堂」に寄付する。

カスミ
「フードスクエアカスミ匝瑳店」リニューアルオープン
10年目の復興支援カレンダー・チャリティー募金

 カスミは11月13日、2013年3月に開店した「カスミ匝瑳(そうさ)店」を「フードスクエアカスミ匝瑳店」としてリニューアルオープンする。「安全・安心」「健康」「即食」をキーワードに、「品質・鮮度・味」にこだわった商品とメニューの提案を通して、食の専門店としての利便性を高めていく。

 また同社は、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市の子どもたちのために、復興支援カレンダー「明日暦」によるチャリティー活動を10年目を迎える今年も実施する。期間は11月15日~12月20日。「明日暦」によるチャリティー募金は、陸前高田市立小中学校復興基金に寄付される。1冊500円。

ベルジョイス
「スーパーアークス矢巾店」オープン

 ベルジョイスは、東北地方で1号店となる「スーパーアークス矢巾店」を11月19日にオープンする。「ビッグハウス矢巾店」を改装して再オープンするもの。ビッグハウスの「鮮度」と「安さ」はそのままに、さらに豊富な品揃えを実現することで、これまで以上に顧客に支持される店づくりを進めていく。

バロー
「穂積店」オープン

 11月13日、バローは「穂積店」をオープン。SM業態としては238番目の店舗となった。精肉売場の品揃えを充実させ、青果・鮮魚部門で旬と鮮度の訴求力を高めたほか、店舗全体でグループの調達、製造・加工機能を活かした商品を多数取り揃えた。販売促進策では、鮮度・品質にこだわった商品を求めやすい価格で提供するEDLP(エブリデー・ロープライス)を実施する。

ライフコーポレーション
「中崎町駅前店」オープン

 ライフコーポレーションは11月11日、「中崎町駅前店」をオープンした。オフィスや教育施設が点在する立地への出店で、通勤・通学で駅を利用する顧客や単身世帯が多いことから、時短・簡便商品やライフ自慢の惣菜を豊富に取り揃えた。また、コンパクトな売場ながらも、健康志向の高まりを受けて「身体にやさしい」商品を強化。さらに、駅前立地に合わせてセルフレジを導入し、買物時間の短縮も実現していく。

サミット
「スーパーマーケット」を学ぶ動画作成

 出店するエリアの500校以上の近隣小中学校の店舗見学・職場体験などに協力し、年間2万名を超える児童・生徒を受け入れてきたサミットが、「サミットストア見学ツアー」の動画を作成した。コロナウイルス感染症拡大防止のためで、学校の授業でも活用できるよう提供を開始した。
<お試し視聴> https://www.summitstore.co.jp/kengaku.html

関西スーパーマーケット
「富田林駅前店」オープン

 関西スーパーマーケットは11月13日、65店舗目となる「富田林駅前店」をオープンする。売場は、「デリカステーション」、「キッチンスタイル」、「フラワーガーデン」、「TOMATOMA FARM」、「サラダステーション」、「生産者直売コーナー」、「ブレッチェン」で構成。また、「当社自慢の品」として、産地や原材料、生産方法など仕入担当者が現地で直接確認し、安全・安心にこだわった商品を取り揃えた。また、「くらしの健康を応援」する商品も充実させた。

さとう
「フレッシュバザール香住パーク店」改装オープン

 さとうは、2000年11月に開店した「フレッシュバザール香住パーク店」を改装し、11月6日に再オープンした。今回の改装では、品揃え、商品価格、店舗内外装、一部の設備機器などを更新。「フレッシュゾーン」、「デリシャスゾーン」、「ベーカリー“パンクック”」、「コモディティゾーン」で売場を構成し、これまで以上に「安心品質」と「安心価格」の商品を提供していく。

マックスバリュ西日本
「ザ・ビッグ多度津店」リニューアルオープン

 マックスバリュ西日本は、「ザ・ビッグ多度津店」を11月14日にリニューアルオープンする。リニューアルでは、店舗レイアウトや品揃えを刷新し、買い回りやすい売場につくり変えた。今回強化したのが、必要なものがまとめて買える「非食品売場」。週末のまとめ買いに合わせ、日用消耗品などの生活必需品や季節商品の品揃えを強化し、“驚き”と“楽しさ”をアピールしていく。また、ペット用品売場は地域一番を目指し、売場を拡充した。

マックスバリュ東海
「岡崎美合店」オープン
「サンフラワー店」リフレッシュオープン

 マックスバリュ東海は、ショッピングセンター「イオンタウン岡崎美合」の核店舗として、「岡崎美合店」を11月27日にオープンする。岡崎市への出店は初めて。イオンタウン岡崎美合内にはほかに、「スターバックスコーヒー」、「麻布茶房」、「バーガーキング」など25の専門店が出店する。

 また同社は、2004年9月に開店した「サンフラワー店」を11月14日にリフレッシュオープンする。リフレッシュでは、じもの商品(地域商品)を拡充し、季節感のある売場展開をベースに、普段使いの商品からこだわりの商品までを幅広く取りそろえ、多様なニーズに応えていく。