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ハローズ、3〜8月期の営業利益は55.9%増、コロナ下でも24時間営業を継続

ハローズの外観
2020年3〜8月期の営業利益は、前年同期比55.9%増の38億円、純利益は61.5%増の26億円といずれも上期としては過去最高益を記録した。

 広島・岡山両県を地盤に24時間営業の食品スーパーを展開するハローズの2020年3〜8月期の営業利益は、前年同期比55.9%増の38億円、純利益は61.5%増の26億円といずれも上期としては過去最高益を記録した。

 同社では感染防止対策を実施しつつ全店で24時間営業を継続。在宅需要の高まりなどで、食料品を中心に売り上げが伸びた。売上高に当たる営業収益は15.5%増の766億円、既存店売上高は9.8%増だった。

 セールの抑制で粗利益率が改善するとともに、販売管理費率が低下したことも利益を押し上げた。期中に2店舗を新設し、店舗数は広島県28店舗、岡山県25店舗、香川県12店舗、愛媛県7店舗、徳島県9店舗、兵庫県7店舗の計88店舗となった。

 21年2月期通期の業績予想については9月11日に上方修正を発表しており、営業収益は前期比10.2%増の1484億円、営業利益は27.0%増の67億円、純利益は27.8%増の45億円を見込む。従来予想に比べて、それぞれ64億円、12億円、9億円の上振れとなる。