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米マクドナルド、4─5月世界売上高30%減 需要回復の兆し

米マクドナルドのコロナ対策
米マクドナルドは16日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で4─5月の世界既存店売上高が30%減少したと明らかにした。英スウォンジーで2日撮影(2019年 ロイター/CARL RECINE)

[16日 ロイター] – 米マクドナルドは16日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で4─5月の世界既存店売上高が30%減少したと明らかにした。しかし、経済活動再開に伴い、需要は5月に入り米国を中心に改善の兆しを示していると指摘した。

4月の世界既存店売上高は39%の落ち込み。5月も21%減となったものの、減少率は鈍化した。主に、4月にフランス、スペイン、英国、イタリアで全店舗が休業となったことが響いたと指摘した。

4─5月の米既存店売上高は12%減。しかし、売上高は4月に19%減となった後、5月には5%減まで回復した。

ケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)は、業績回復に向けた計画の一環として広告費を2億ドル拡大する方針について、「パンデミックに対応し業績回復を加速させる措置を講じ、コロナ危機の次の局面への備えを十分に整える」と述べた。