日本マクドナルドが発表した4月の既存店売上高は前年同月比6.5%増だった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3月の既存店売上高は、0.1%減と52カ月ぶりに前年実績を下回ったが、4月は客単価の大幅な増加でプラスに転じた。
店内客席の利用中止や営業時間短縮などの感染防止策を取っているため客数は18.9%減だったが、客単価が31.4%増えた。ドライブスルーやデリバリー(宅配)の利用増加が客単価を押し上げた。
商品では、期間限定販売の「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」や江崎グリコと組んだプッチンプリン風の「マックシェイク」などが好調だった。