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週刊スーパーマーケットニュース SMの倒産件数が7年ぶりに増加に!

1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた『週刊スーパーマーケットニュース』。地域の顧客に支持されるスーパーマーケットとは、どんな強みや魅力を持っているのだろうか?商品力か、価格訴求力か、接客力か。帝国データバンクの調査で、SMの倒産件数が前年に比べて大きく増えたという。事業を継続させる力が、1つの弱点から傷口を広げ重症化し、衰えていったと想像できるが、アンバランスまたはひずみがあったことは否定できない。バランスの取れた戦略に加え、得手の分野の徹底化が図られていれば、支持されるのではないだろうか。(1月10日から1月16日までのニュースをまとめました)。

国内スーパーマーケットの倒産件数は7年ぶりに増加に転じた(Photo by RomoloTavani)

 

昨年のSM倒産件数7年ぶりに増加

 帝国データバンクの調査で、昨年1年間のスーパーマーケット事業者のうち、負債1,000万円以上で法的整理に踏み切った事例を集計しており、7年ぶりに前年を上回ったことがわかった。

 倒産件数は全国で30件に達し、負債総額はおよそ188億円。前年が83億円だったことから、2倍以上に跳ね上がった。2007年以降2番目の大型倒産となった広電ストアの負債が70億円を超え、負債総額の増加につながった。倒産した事業者の多くが地域密着型の独立系スーパーマーケットを運営していて、昨年の天候不順や消費増税の影響を受けるなか、大手チェーン、ドラッグストアなどとの競争に敗れたとみられる。

 

バローグループ(中部フーズ)/成城石井など
「お弁当・お惣菜大賞2020」で最優秀賞を受賞

 全国スーパーマーケット協会が主催する「お弁当・お惣菜大賞2020」は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、専門店などが販売する弁当や惣菜から優れた商品を選出し、弁当やサラダなど計11部門について、最優秀賞、優秀賞、特別賞、入選を業態別に発表する。今回は、バローグループの中部フーズ、成城石井、関西スーパーマーケット、スズキヤが、以下の商品で最優秀賞を受賞した。

・中部フーズ/サラダ部門「鰹だし香る彩り野菜の和風ピクルス」・弁当部門「大きなとろ鯖照焼弁当」・・・・・いずれも「デリカキッチン」で販売
・成城石井/スイーツ部門「成城石井自家製ルビーチョコレートと2種ベリーのパンナコッタ」・パン部門「成城石井自家製ハイカカオクーベルチュールの生プレミアムチーズクロワッサン」
・スズキヤ/のり弁部門(定番商品部門)「鮭と彩り野菜の茶々のり弁」
・関西スーパーマーケット/寿司部門「瀬戸内産天然鯛の漬け丼」

 

カスミ
市と共催で「つくパラ2020」開催

 茨城県つくば市と共催し、地域で活動する人々や企業・団体などが集まり、メッセージを発信していくイベント「つくパラ2020」を開催する。車いすバスケやブラインドサッカーなど、障がい者スポーツを体験する。29日、つくば市桜総合体育館で実施。

 

ラルズ
店舗内で連続セミナー

  食育セミナーの「昆布と豆の世界は奥深い」(121日・ビッグハウスイースト店)を皮切りに、24日は「冬こそ水分補給!」セミナーをビッグハウスエクストラ店で、28日は「食パン食べ比べ」セミナーをビッグハウスイースト店で、30日に「ハンドドリップ体験」のコーヒーセミナーをラルズマート黒川店で、連続して開催する。

 

ハローズ
DBJ BCM格付」を取得

 本格付は、日本政策投資銀行(DBJ)が開発した独自の評価システムにより、企業の防災および事業継続への取り組みを評価し、それらに応じて格付けを行うもの。「防災および事業継続への取り組みが優れている」という格付を取得し、「DBJ BCM格付」融資を受ける。

 

ライフコーポレーション
人気商品に成長した「至福のカステラ」

 PB商品の“ライフプレミアム”「至福のカステラ」が、発売から4カ月で10万個を突破した。ライフプレミアムの「濃厚 コクと旨みのおいしい赤たまご」や「おいしい極だつはちみつヨーグルト」を使用し、素材にこだわったやさしい甘さが特徴のオリジナルカステラ。首都圏の120店舗で発売しており、9切入・税抜398円。

 

マックスバリュ九州
保健機能の青果物コーナーを常設化

 みやざきブランド推進本部(宮崎県・JA宮崎経済連)と連携し、114日からイオンスタイル宮崎の農産売場で、県産青果物の保険機能食品を集めた「保健機能食品コーナー」を常設する。初回は、『栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンE)完熟きんかん「たまたま」』、『栄養機能食品(ビタミンC)さららピーマン』、『栄養機能食品(ビタミンA)にら』の3品目を取り扱い、今後もシリーズ化された県産生産物を販売する。

 

ダイエー
「防災啓発キャンペーン」を実施

 阪神・淡路大震災発生から25年が経つ今年、神戸市内のダイエー全22店舗で111日から20日まで、「防災啓発キャンペーン」を実施する。内容は、①シェイクアウト訓練の実施(身を守るための行動を各売場で実施)、②防災グッズのコーナー展開、③震災の歩みパネル展(神戸三宮店)

 日本生協連
コープ商品60周年で商品サイトに特設ページ

 今年、コープ商品第1号の「生協バター」を発売してから60周年を迎えるに当たり、商品サイトに特設ページを開設する。コープ商品の開発ストーリーやこだわり、取引先の工場担当者や生産者、商品担当、組合員など、コープ商品に関わる人たちへのインタビューや、コープ商品60年の歴史について紹介する。