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週刊スーパーマーケットニュース 3社を吸収合併し「JA全農Aコープ」が設立

全国農業協同組合連合会は4月1日、Aコープ店舗など生活関連子会社のAコープ東日本(東京都)、エーコープ近畿(大阪府)、Aコープ西日本(広島県)が、Aコープ東日本を存続会社とした吸収合併を行い、「JA全農Aコープ」を設立する。効率的な要員体制、管理システム・営業拠点の統合・集約などを実施し、運営コストの削減を進める。また、各社の運営ノウハウの共有化やスケールメリットの獲得により収益を改善し、店舗出店・改装への投資や販売戦略の展開につなげていく。(2月16~22日のニュースをまとめました)

合併契約調印式に出席した(左から)尾本英樹常務(JA全農)、宗村達夫社長(Aコープ東日本)、髙木克己社長(エーコープ近畿)、小笹浩史社長(Aコープ西日本)(全国農業協同組合連合会ニュースリリースより)

ヤオコー
直輸入ワインが最高賞を受賞

 ヤオコーは2月16日、日本人女性審査員が選ぶワインコンペティション「第 11 回サクラアワード 2024」 において最高賞「ダイヤモンドトロフィー」を受賞したことを発表した。グループ会社の小川貿易(埼玉県)が直輸入している「レ・フォリ デュ バロンノワール」が受賞。そのほか19アイテムのワインも受賞している。今回の審査会には、27カ国から4023アイテムのワインがエントリーした。

「ヤオコー横浜天神橋店」をオープン

 2月20日に「ヤオコー横浜天神橋店」(神奈川県横浜市)をオープン。神奈川県では11番目の店舗で、横浜市中心部と近接性を活かした街づくりが計画されている場所に出店した。

U.S.M.H
プラントベースフードを使ったレトルトシリーズの第2弾

 U.S.M.Hは2月29日、植物由来の代替肉「BEYOND MEAT(ビヨンド・ミート)」を使用したレトルト食品「GREEN GROWERS Meal」から、「キーマカレー」(税込429円)を発売する。昨年発売した「野菜カレー」と「ボロネーゼ」に続く商品だ。

東急ストア
「武蔵小山駅ビル店」を改装オープン

 東急ストアは2月22日に「武蔵小山駅ビル店」(東京都品川区)を改装オープンした。約13年ぶりとなる今回の改装では、旬の野菜・果物や鮮魚、銘柄豚など、高品質な生鮮食品の品揃えを充実させたほか、店内製造の総菜・弁当の品揃えを拡充。グロサリー部門では、冷凍食品の売場を拡大した。

JA全農
「JAタウン」で被災地応援

 全国農業協同組合連合会は2月19日から3月31日まで、産地直送通販サイト「JAタウン」が、「食べて応援!能登半島地震支援」を行う。石川県、富山県、福井県、新潟県の農畜産物を購入してもらうことで被災地支援につなげる。商品送料はJAタウンが負担する。

イトーヨーカ堂
<ヨークマート/ヨークフーズ>初のフードドライブ活動をスタート

 2月20日から神奈川県内の「ヨークマート」と「ヨークフーズ」の9店舗で、初めてフードドライブの取り組みを開始した。これにより、イトーヨーカ堂のフードドライブ実施店舗は計83店舗となった。

アルビス
全店でエシカルフェアを開催

 アルビスは2月14日から29日の期間「エシカル消費で減CO2(げんこつ)しよう!」をテーマに、エシカルフェアを開催。買物を通じて実践できる4つの「CO2削減アクション」(マイバッグを持参しよう!地域の商品を選ぼう!環境にやさしい商品を選ぼう!賞味期限が近いものを選ぼう!)の啓発に加え、売場では、品質や安全性など一定の基準を満たしていることを示す「認証ラベル」付き商品を紹介。また、「エシカルクイズ・ぬりえ」などの参加型企画を盛り込み、子どもにも楽しみながら理解を深めてもらう機会を提供する。

ベイシア
「名古屋みなと店」をリニューアル

 ベイシアは2月16日に「ベイシア名古屋みなと店」を「Foods Park名古屋みなと店」(愛知県名古屋市)としてリニューアルオープンした。改装においては「食のテーマパーク」を実現すべく、憩いの空間と快適な買物環境づくりに取り組んだ。名古屋周辺の産品が揃う地元コーナーを随所に導入し、近郊の名古屋市場や三河湾の生魚、総菜コーナーでは味噌カツ弁当や手羽先を中心とした「名古屋めし」、地元「寿がきや食品」の商品や銘菓・地酒などを展開していく。大幅にリニューアルしたフローズンコーナーは、品揃えを約2倍に拡大。ワンプレート系商品を新たに導入したほか、顧客の声に応えて冷凍野菜を70種類以上取り揃えた。

マックスバリュ東海
食害生物・規格外野菜を使用した共同開発商品

 マックスバリュ東海は2月26日から三重県立宇治山田商業高等学校の生徒と共同開発した「ウツまみ(三重県産うつぼの唐揚げ)」と「かぼけっと(かぼちゃのビスケット)」を発売する。地元食材を使用し、地域の活性化につながる商品開発と合わせ、地域の課題解決をテーマに、食害生物として駆除対象になっているウツボ、規格外で廃棄されるかぼちゃを使用した。

フジ
「マックスバリュ塩冶店」をオープン

 フジは3月1日に「マックスバリュ塩冶店」(島根県出雲市)をオープンした。島根県出雲市では3店舗目となるマックスバリュの店舗で、『地域密着型スーパーマーケット 「鮮度」「旬」「おいしさ」をお届け』をコンセプトに、鮮度や旬、地元にこだわった食堂のような魚惣菜や、店内製造の惣菜などを多数品揃えしていく。

フレスタ
企業版ふるさと納税で北広島町に寄付

 フレスタは2月9日、広島県北広島町が行う地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)で「まち・ひと・しごと創生寄付活用事業」に300万円を寄付。北広島町の魅力発信やふるさとを愛する心と夢を育む教育の推進に役立ててもらう。