メニュー

週刊スーパーマーケットニュース 成城石井、ドイツの農業協会コンテストで金賞を受賞

1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた『週刊スーパーマーケットニュース』。成城石井の自家製ハムソーセージが、2020年ドイツ農業協会コンテスト(DLG)で金賞を受賞した。同コンテストは、世界でも高レベルな品質協議会で、約3万点超の食品が審査される。今回の金賞受賞により、同社としては、商品へのこだわりをより訴求できそうだ(12月27日から1月9日までのニュースをまとめました)。

 

フレスタ
日本政策投資銀行から「DBJ BCM格付」取得

 フレスタホールディングスは、日本政策投資銀行の「DBJ BCM格付」に基づく格付を取得し、融資を受けた。格付取得は2年連続となる。
 「DBJ BCM格付」は、独自の評価システムにより、防災および事業継続への取り組みを評価し、優れた企業を選定し、評価に応じて融資条件を設定する、世界で初めての融資メニュー。評価されたのは以下の3点で、「防災および事業継続への取り組みが十分である」という格付を、2年連続して取得した。

①ホールディングス傘下の各社トップマネジメント層で構成される危機管理委員会のもと、有事におけるグループの横断的な指揮命令系統を構築している
②全店舗での避難訓練の実施や災害対策本部の立ち上げ訓練を定期的に実施しているなど、初動対応の円滑化に資する施策を講じている
③自治体と災害時の支援物資供給に関する協定を締結し、地域防災に貢献している

マックスバリュ東海
小学生考案レシピで料理教室

 宮城県丸森町耕野地区で生産された干し柿を使ったチーズケーキ教室を、111日に千種若宮大通店で開催する。「イオン心をつなぐプロジェクト」の一環。
 東日本大震災の発生を受け、長期にわたる被災地の復興を支援するため、「イオン心をつなぐプロジェクト」の一環として、2015年から丸森町立耕野小学校、耕野まちづくりセンターと交流してきた。昨年11月には、同社の従業員有志が最盛期を迎えた特産の干し柿づくりの作業支援で現地に赴き、一部店舗では販売も行った。今回の開催される料理教室では、丸森町立耕野小学校の子供たちが考案した、干し柿を使ったレシピをアレンジしたオリジナルレシピを使用して開催する。

サミット
年末に「紅白食合戦」を実施

 19年1230日と31日の2日間、年末のお楽しみセールとして「紅白食合戦」を実施した。年末企画として3回目となる。各商品部のバイヤーが紅組と白組に分かれて、大みそかの一押し商品を販売。セールに合わせてTwitterでの応援投票キャンペーンを実施し、勝った組に投稿した購入者のなかから抽選で50名に賞品が当たるというもの。今回はサミットの商品券2,000円が進呈された。

ツルヤ
冬場の「新鮮野菜フェスティバル」開催

 創業128周年のツルヤが、19日から「新鮮野菜フェスティバル」を開催する。1年のうち最も寒い季節で、野菜が不足の時期のため、同社は、7色の野菜と果物を上手に摂り入れ、栄養バランスのよい食卓、旬の野菜のおいしい食べ方、野菜を中心としたメニューを提案していく。テーマは「7色の野菜・果物を食べましょう」。店舗に野菜アドバイザーを配置し、注目される栄養素のファイトケミカルをアピールする。

※ファイトケミカル・・・・・野菜・果物・豆腐・海藻・茶・ハーブなどの植物性食品の色素や香り・アクなど、植物が自らの身を守るためにつくり出した成分。代表的なファイトケミカルは、色素成分のリコピンやβ-カロテンなどで、活性酸素の発生やその働きを抑制したり、活性酸素そのものを取り除いたりする。

成城石井
国際的コンテストで自家製加工肉が受賞

 1891年から開催されているドイツ農業協会コンテスト(DLG)で、同社のポークウィンナー、7日間漬け込んだベーコン、黒胡椒ポークウィンナー、フライッシュケーゼ、ロースハム、粗挽きウィンナープレーンが金賞に輝いた。DLGは世界最高レベルの品質協議会とされ、専門知識を持つ審査員が「外観」、「内観」、「食感」、「香り」、「味」の5項目について評価するコンテスト。同社の自家製ソーセージ・ベーコンは、一度も冷凍していないフレッシュな国産豚肉を100%使用している。

ユーコープ
全店舗で冬のフードドライブを実施

16日から31日までの期間、全98店舗の店内にフードドライブ専用の回収ボックスを設置し、来店者に協力を呼びかける。フードドライブは、家庭にある食品を募集受付施設に集め、フードバンクに寄贈する活動。
 前回の夏のフードドライブでは2,571㎏の食品が集まった。未開封の食品で、賞味期限が2カ月以上残っているものがフードドライブの対象商品となる。

コープデリ連合会
「食品産業もったいない大賞」で受賞

 フードチェーン全体で食品ロス削減を推進する「もったいないアクション」の取り組みが評価され、「第7回食品産業もったいない大賞」(主催・公益社団法人食品等流通合理化促進機構)で『農林水産省食料産業局長賞』を受賞した。コープデリ連合会の「もったいないアクション」は、①規格外農産物の取り扱い、②フードバンクなどへの寄贈、③食品廃棄物のリサイクル、④商品納品期限の延長、⑤エコクッキング教室・出前学習会の開催、などが評価された。

コープさっぽろ
「高校生チャレンジグルメコンテスト」の入賞商品を販売

 昨年8月に開催された「第7回高校生チャレンジグルメコンテスト」の入賞商品を、111日から13日の3日間、全103店舗で販売する。同コンテストは、地元食材を生かしたオリジナル料理を、地元の協力関係をつくりながら開発する。体験的な学びの行事として位置づけられており、今回の入賞商品では、北海道帯広南商業高校の生徒が考案した「ころころライスバーガー」を販売する。価格は税抜258円で、合計7000食の販売を目標とする。