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週刊コンビニエンスストアニュース ローソンが九州地方初のアバター接客導入

ローソンが6月29日からアバター事業を手掛ける「AVITA(アビータ)」と協業し、デジタル技術を活用したアバターを「博多東比恵三丁目店」(福岡県福岡市)に導入する。新たな接客と多様な働き方の実現をめざしたもの。九州エリアでは初めての採用だ。東京の自宅などからリモートで勤務するアバターオペレーターが、店内に設置されたモニターに投影されるアバターを通じて顧客とコミュニケーションを取り、売場の案内やセルフレジの利用方法などを説明する。(6月20~26日のニュースをまとめました)

セブン-イレブン・ジャパン
県誕生150周年を記念した「千葉県フェア」開催

 セブン-イレブン・ジャパンは6月21日~7月3日、千葉県誕生150周年を記念した「千葉県フェア」を、県内の店舗で開催する。県内の名産品の認知向上と、県産食材を県内で消費する“千産千消”を進めることを目的にしたフェアで、オリジナル商品7品を販売する。

<岡山県・四国エリア>「岡山県出店30周年フェア」実施

 6月20日から岡山県と四国エリアの店舗で、岡山県出店30周年を記念したオリジナル商品7品を発売する。県産食材や地域になじみのある味わいを、おにぎりや弁当、スイーツなどに採用して商品化した。

ダンボール破損レベル判定の統一化をめざす共同実証実験

 6月21日から、セブン-イレブン・ジャパンと「キリンビバレッジ」「コカ・コーラボトラーズジャパン」「サントリー食品インターナショナル」「富士通」の5社が、商品外装ダンボールの破損レベル判定の統一化に向けた共同実証実験を開始した。これまで輸送資材のダンボールについては、軽微な擦れやしわ、膨れなどが見られた場合、納品可否の判断は各社の目視に委ねられていたが、中身品質に問題ない商品の返品・廃棄も発生し、食品ロスにつながることが多かった。今回の共同実証実験では、ばらつきが生じていた納品可否の判断を、「飲料配送研究会」の基準を使用した富士通のAIシステムによって客観的に判断。製造・配送・販売を担う各社で、破損レベル判定の統一化を図っていく。

ファミリーマート
15周年を迎える「ありがとうの手紙コンテスト」

 ファミリーマートは7月1日から全国の小学生を対象にした、文部科学省後援事業「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト2023」の応募受付を開始する。未来を担う子どもたちに気持ちを「文字」や「言葉」にして伝えることやコミュニケーションを持つことの大切さ、感謝の気持ちを学んでもらうことを目的にしたコンテストで、これまでのべ約2万5000校・団体から、総数44万通を超える手紙が寄せられた。感謝の気持ちや視点、表現などの観点から評価を行い、「文部科学大臣賞」、「最優秀作品賞」(全国7ブロック)などを決定。今年はコンテスト開始15周年にあたることから、とくに高い評価を受けた作品について「15周年特別賞」を設けた。受付期間は9月30日まで。

ITデジタル人財の育成を加速

 6月20日には、5月から社員を対象にしたシステム開発およびデータ活用領域での人財育成を進めており、今後3年間で約100名以上のITデジタル人財を育成することを発表した。また、社員の業務効率化・生産性向上を目的に、希望する全社員を対象に、統計知識を活用したデータ分析などの「リスキリング」支援も行っていく。

ローソン
「MACHI café」コーヒー上蓋の紙製変更への実証実験

 6月20日から「グリーンローソン北大塚一丁目店」(東京都豊島区)で、淹れたてコーヒー「MACHI café」の「ホットコーヒー(S)」で使用しているプラスチック製の上蓋を紙製に変更する実証実験を開始した。ローソンがホットコーヒーの上蓋を紙製にするのは初めて。「MACHI café」のアイスメニューに関しては、2019年からカップを紙製に変更している。

 また、ストローを使用しなくても飲める蓋に変更することで、合わせて年間約2165トンのプラスチックを削減している。今回の実証実験は、全国の「MACHI café」導入店舗での採用を前提にしたもので、実現した場合は年間で約127トンのプラスチックを削減できる。

<岩手県>「木づかい宣言」登録店舗を初オープン

 6月27日、岩手県のコンビニエンスストアでは初めて、「木づかい宣言」事業者(*)として県に登録された「久慈川貫店」(岩手県久慈市)をオープンする。店舗には、軒下格子材と一部外壁下地材に久慈市産木材、外壁・内壁材に県産木材を使用。今後も県産木材を使用した店舗をオープンしていく。
*「木づかい宣言」事業者……岩手県産木材の積極的な利用に取り組むことで、地域経済の活性化や地球温暖化の防止、SDGsの達成などに貢献する事業者で、県が登録する。

<福岡県>九州エリアでアバター接客を初導入

 6月29日からアバター事業を手掛ける「AVITA(アビータ)」と協業し、新たな接客と多様な働き方の実現をめざして、デジタル技術を活用したアバターを「博多東比恵三丁目店」(福岡県福岡市)に導入する。九州エリアでは初めての採用だ。

 東京の自宅などからリモートで勤務するアバターオペレーターが、店内に設置されたモニターに投影されるアバターを通じて顧客とコミュニケーションを取り、売場の案内やセルフレジの利用方法などを説明していく。

ミニストップ
メガサイズのサイダー発売

 ミニストップは「ハロハロ果実氷完熟パイン」をイメージした炭酸飲料「のむハロハロソーダパイン風700㎖」(税抜150円)を6月20日に発売する。パイン風味の炭酸にバニラフレーバーを加えることで、ソフトクリームを混ぜたような味わいにした。

韓国酒場をイメージした韓国フェア開催

 6月20日~7月3日、韓国酒場をイメージした韓国フェアを開催する。6月20日からコチジャンを使用した「ずっしり!韓国風マグマチキン弁当」(税抜598円)、軽食、パック寿司、スープなど計5品を発売。27日からはおにぎり、調理パンの2品は27日から発売する。

「まぜてのむ ほろにがコーヒーゼリー」新発売

 6月23日には「まぜてのむ ほろにがコーヒーゼリー」(税抜350円)を発売する、苦味とコーヒーの旨みを感じられるコーヒーゼリーと、ソフトクリームバニラ、氷を混ぜることで、フラッペ風にできるドリンクだ。

セコマ
北海道と協働した野菜摂取キャンペーン実施

 セコマは6月19日~7月16日、北海道との協働企画として「野菜を食べようキャンペーン」を実施する。野菜・海藻・きのこ類を 40g 以上使用した商品59アイテムの POP に「野菜○○g 以上」のマークをつけ、期間中、対象商品を10 個購入ごとに、Secoma 「100%ジュース」 などの景品がもらえる。2011年から始まった同キャンペーンは今回で通算29回目を迎え、累計販売数量は3100万個以上となっている。