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週刊コンビニエンスストアニュース 道産木材の利用拡大進めるローソン

ローソンは、昨年3月の北海道カンパニー設立を受け、道産米の「ふっくりんこ」など地元食材を使用した商品や、地元人気店とコラボレーションした商品を開発するなど、以前にも増して、地域に密着した取り組みを進めている。昨年7月からは、道産木材の利用拡大を目的とした登録制度「HOKKAIDO WOOD BUILDING」を店づくりにも採用している。6月1日には、「ローソン旭川4条西一丁目店」(北海道旭川市)を「HOKKAIDO WOOD BUILDING」登録店舗としてリニューアルオープンする。柱や店舗内外装の仕上げ材に士別産のトドマツを使用した。「HOKKAIDO WOOD BUILDING」登録は、道産木材の利用拡大を目的にした制度で、道産木材の魅力を広く発信するための取り組み。顧客からは、「木の温もりを感じる」「環境に配慮したいい取り組み」など、評判は上々。「地域密着×個客・個店主義」という戦略コンセプトを、少しずつ具現化させているようだ。(5月23~29日のニュースをまとめました)

セブン-イレブン・ジャパン
<東北6県>「あきたびじょん応援フェア」を開催

 セブン-イレブン・ジャパンは、5月23日から6月5日まで、秋田県の食材を使用した商品や地域のメニューを商品化したオリジナル商品を、東北6県の1436店舗で発売。秋田県が掲げる「あきたびじょん」に賛同した応援フェアで、伝統漬物「いぶりがっこ」や、全国的な知名度を持つ「横手やきそば」など7品をラインアップし、地域を盛り上げるフェアとして展開する。また、期間中に販売する7商品の売上の一部を秋田県に寄付し、地域の課題解決に役立ててもらう。

ファミリーマート
コンビニエンスウェアに夏の新商品

 ファミリーマートは5月23日から、ハワイを代表するアロハシャツブランド「reyn spooner(レインスプーナー)」とコラボレーションした「今治タオルハンカチ」(税込800円)や「ボクサーパンツ」(同990円)のほか、オリジナルブランドの「コンビニエンスウェア」では初のシューズとなる「サンダル」(同2990円)を発売。新登場の「サンダル」は型から開発し、試作と改良を重ね、快適なフィット感を実現した。

<東海・甲信・北陸地方>人気商品とダブルコラボしたオリジナル商品

 5月23日からは、プライベートブランド「ファミマルKITCHEN」から静岡県の缶詰メーカーであるホテイフーズコーポレーション(静岡県)、はごろもフーズ(静岡県)の2社と共同開発したオリジナル商品3種類を、東海・甲信・北陸地方の約3700店舗で発売。

 2020年12月にホテイフーズと共同開発した「ホテイのやきとり」を使用したおむすびが好評だったことから、今回ははごろもフーズにも参画してもらい、おむすび、パスタ、サラダを発売した。

ローソン
<北海道>札幌・函館・釧路の人気店監修の4品

 ローソンは5月23日から北海道の678店舗で、札幌・函館・釧路の人気店が監修したパスタ、おにぎり、弁当、デザートの4品を発売。

老舗お茶ブランド「森半」監修商品の第3弾

 5月30日には、全国の店舗で京都・宇治の老舗のお茶ブランド「森半」が監修した、宇治抹茶本来の味わいを楽しめるスイーツ、ベーカリー計5品を発売する。「森半」が監修する商品を扱うのは今回で3回目。これまで6品を発売し、累計700万個以上を販売した。

<近畿>「からあげクン 旭ポンズ味」を発売

 5月30日には、近畿地区の約2500店舗で、関西を中心に親しまれている調味料「旭ポンズ」を使用した「からあげクン 旭ポンズ味」(税込248円)を発売する。「旭ポンズ」は、創業65周年を迎える旭食品が1967年に製造・販売し、50年以上にわたって関西を中心に親しまれている調味料。さっぱりとした味付けが好まれる時期に合わせて発売する。

<北海道>旭川市で「HOKKAIDO WOOD BUILDING」登録店舗をオープン

 6月1日、「ローソン旭川4条西一丁目店」(北海道旭川市)を「HOKKAIDO WOOD BUILDING」登録店舗としてリニューアルオープンする。柱や店舗内外装の仕上げ材に士別産のトドマツを使用した。「HOKKAIDO WOOD BUILDING」登録は、道産木材の利用拡大を目的にした制度で、道産木材の魅力を広く発信するための取り組み。

<関東甲信越>栃木県誕生150年を記念した3品

 6月6日から関東甲信越の店舗で、栃木県誕生150年を記念した商品として、栃木県産の「とちおとめ」や豚肉を使用したベーカリー、おにぎり、ご当地グルメの「宇都宮焼そば」の3品を発売する。

サラダ容器の上蓋をシールタイプに変更

 5月30日には、発売している一部サラダ容器の上蓋をシールタイプに変更し、順次拡大していく。これまでは、サラダ容器には容器と蓋をはめ合わせるタイプのものを採用してきたが、蓋をシールタイプに替えることで、蓋と補助テープ部分のプラスチック使用量を削減する。また、蓋に貼付していた紙製の商品・原料ラベルを、直接印刷したものに変更することで、年間約100トンのプラスチック使用量を削減し、約160トンのCO2排出量削減につなげていく。

ミニストップ
エシカル消費を目指した「食べるスプーン」

 ミニストップは6月9日に発売する「ナガノパープルソフト」から、従来のプラスチックスプーンに替わり「食べるスプーン」を提供する。「食べるスプーン」については、昨年5月から一部店舗で実験を行い、使い勝手や利便性などを検証。改良したものを提供していく。ミニストップは、「食べるスプーン」を採用することで、年間約44トンのプラスチック、約122トンのCO2排出量の削減を見込んでいる。

セコマ
自社輸入のカリフォルニアワインを発売

 セコマは5月29日からアメリカ産白ワイン「キャメロット シャルドネ(750㎖)」(税抜798円)を発売。「高品質」と「求めやすい価格」にポイントを置き、カリフォルニアの現地で探し求めたワインで、果実味が豊かで、日本人にも馴染みやすい味わいが特長だ。