[東京 24日 ロイター] – 菅義偉官房長官は24日午前の会見で、27日からの10連休の経済効果について、国内外への旅行ともに過去最高となっており、旅行関連消費を押し上げる可能性は高いとの認識を示した。
ただ他の項目も含めて経済全体への効果について、今申し上げることは困難であり、そのため「個人消費を始め経済への影響についてしっかりと見極めていくつもりだ」とした。
ロシアと北朝鮮の首脳会談が近く行われることについて、同長官は「注視している」と述べた。首脳会談の結果を予断することは避けたいとしながらも、従来から朝鮮半島の非核化が重要であることは日ロの間で確認してきており、引き続き日ロ・日米ロで協力し、中国を含む国際社会としっかり連携していくとした。
(中川泉)