驚異的なペースで出店を重ね、今や17都府県で店舗展開するロピア(神奈川県/髙木勇輔代表)。大都市圏からローカルに商勢圏が広がっていく中で、利用動向に変化はみられているのだろうか。本誌恒例のmitoriz(東京都/木名瀬博社長)のレシート調査から、店舗展開エリアにおけるロピアの認知率と利用率、そして最新の利用実態を見ていく。
テレビ効果もあってローカルでも存在感大
mitorizは、全国50万人以上のアクティブユーザーから月間1000万件のレシートデータを収集する消費者購買行動レポートデータサービス「マルチプルID-POS購買理由データPoint of BuyⓇ」(ポイント・オブ・バイ:以下、POB)を運営し、消費者の購買行動やその背景などを分析している。
今回は2024年9月27日~10月15日、ロピアの出店エリアである17都府県に在住するPOB会員6068人を対象にアンケートを実施した。回答者のうち関東エリアの在住者は51.2%で最も多く、関西エリア(24.4%)、東海エリア(13.4%)の順でこれに次ぐ。また、回答者の平均年齢は49.5歳で、女性が53.9%を占めている。
まず、ロピアの認知度や利用状況について聞いた(図表❶)。
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