店舗部門 7位
マミーマート生鮮市場TOP ビバモールさいたま新都心店
店舗概要
オープン日 | 2022年4月20日 |
所在地 | 埼玉県さいたま市浦和区上木崎1-13-1 |
アクセス | JR各線「さいたま新都心」駅から徒歩10分 |
営業時間 | 9:00~21:00 |
受賞理由
- 強力なディスカウント型SMフォーマット
- 素材にこだわっており、マスコミでも取り上げられている
- 売場全体がきれいで見やすく、よく利用している。総菜コーナーは購買意欲を掻き立てる
- 消費ニーズに対応した巧みな業態転換
生鮮強化とローコスト運営を両立
注目のディスカウント型SM
7位にはマミーマート(埼玉県/岩崎裕文社長)が、「マミーマート」から業態転換してリニューアルオープンした「生鮮市場TOPビバモールさいたま新都心店」(埼玉県さいたま市)が入った。
同社は近年、主力フォーマット「マミーマート」から、価格訴求力を強めた「生鮮市場TOP」への業態転換を進めている。同社の主力店舗の1つも同業態に転換したかたちだ。
「生鮮市場TOP」はコンセプトに「行くのが楽しくなる食の専門店」を掲げる。日配品や加工食品ではEDLP(エブリデー・ロープライス)で地域最安値を追求。生鮮食品は鮮度や品質にもこだわり、インストア加工の比率も高める。一方で、総菜やベーカリーは子会社の彩裕フーズ(埼玉県)を活用。グロサリーではジャンブル什器や台車を使った陳列で作業コストの軽減を図るなど、ローコスト運営に取り組む。
店舗部門 8位
ヨークベニマル塩釜舟入店
店舗概要
オープン日 | 2022年12月1日 |
所在地 | 宮城県塩竈市舟入1-6-10 |
アクセス | JR「本塩釜」駅より徒歩約20分 |
売場面積 | 2035㎡ |
営業時間 | 9:30~21:30 |
取扱SKU数 | 1万1240 |
年商目標 | 13億円(初年度) |
受賞理由
- このエリアでもとくにチャレンジをしている店
- 鮮魚の鮮度感の演出や、商品の提案手法が素晴らしい
- NSCのテナントの構成力
- 総菜に冷凍食品を合わせた即食・簡便商品の提案が充実している
港町・塩釜への出店で鮮魚、魚総菜を徹底強化!
8位はヨーククベニマル(福島県/真船幸夫社長)の「ヨークベニマル塩釜舟入店」だ。自社運営の近隣型ショッピングセンター(NSC)「ヨークタウン塩釜舟入」の核店舗としての出店である。
標準規模の店舗だが、総菜売場と隣合わせで冷凍食品売場を大きく配置している点が特徴。お客が即食・簡便商材を比較しながら選びやすく買いやすい売場になっている。港町である塩釜市への出店ということから、丸魚をトロ箱や盛りざるに入れて市場の雰囲気を演出するとともに、鮮魚および魚総菜の品揃えを充実させている。
総菜売場では、生めばちマグロを1本単位で仕入れるからこそ商品化できる、「マグロの目玉塩焼き」「マグロ血合いの唐揚げ」などを販売。社内資格としてマグロの技術認定制度がある同社だからこそ可能な商品展開でもあり、商品の独自化が光る。
店舗部門 9位
ビッグ・エー葛飾南水元店
店舗概要
オープン日 | 2022年9月23日 |
所在地 | 東京都葛飾区南水元1-18-10 |
アクセス | JR常磐線「金町」駅より徒歩約17分 |
営業時間 | 7:00~23:00 |
受賞理由
- 生まれ変わったビッグ・エー。モダンな雰囲気の中にも親しみやすさを感じられるデザイン
- 明るく商品が見やすく取りやすい陳列
- 冷食売場の選択肢が広がっていて、強化カテゴリーとすぐさま認識できる展開
- ディスカウントでありながら、洗練された店舗イメージと細やかな価格戦略が大変勉強になる
従来のDSのイメージを一新する店舗づくりに挑戦
9位は、イオン(千葉県)傘下で小型DSを運営するビッグ・エー(東京都/三浦弘社長)の「ビッグ・エー葛飾南水元店」(東京都葛飾区)だ。
ビッグ・エーは、欧州で成長するアルディ(Aldi)やリドル(Lidl)を長年ベンチマークし、店づくりを進化させてきた。葛飾南水元店は、従来のDSのイメージを一新するべく、「シンプルでクールに買物できる店」を追求。床の色をグレーと黒でシックにまとめ、店内ではジャズのBGMを流し、青果売場には商品が浮き立つようにスポット照明を配置した。また、シェルフレディパッケージの導入など、ローコスト施策にも引き続き取り組む。
さらに同社は、昨今の高まる節約志向に対応して、カテゴリー・マネジメントに注力。カテゴリーごとの役割を明確にして、それに応じた価格訴求を行っており、圧倒的な低価商品をPOPでアピールしている。
店舗部門 10位
ベイシアFoodsPark(フーズパーク)大田原店
店舗概要
オープン日 | 2022年11月23日 |
所在地 | 栃木県大田原市住吉町1-14-12 |
アクセス | JR東北新幹線「那須塩原」駅からクルマで約20分 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
売場面積 | 3307㎡ |
受賞理由
- 「食」のテーマパークとして、鮮度感の演出が際立っていた
- 総菜は豊富なバラ売りのフライがあり、ベーカリーのクロワッサンは普通は100円では味わえないほどのクオリティだった
- 地場の商品が訴求されている
- 買物を飽きさせない魅力的なレイアウト
- 温かみのある内装デザイン
鮮度と簡便性に注力した食品特化型新業態1号店
10位は、ベイシア(群馬県/相木孝仁社長)がオープンした「ベイシア Foods Park大田原店」。鮮度にこだわりながら、近年の消費者ニーズの変化を汲み取ったベイシアの新業態の第1号店だ。
フーズパークの大きな特徴は鮮度へのこだわりだ。生鮮食品と総菜を中心に、
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