大阪の名物食品スーパー（SM）「スーパー玉出」が、ロピア（神奈川県／高木勇輔代表）の関西進出に合わせ、近隣店舗で新たな販促をスタートした。ロピア関西1号店の近隣にある店舗において、得意の“激安”を全面的に打ち出した販促企画を開始、徹底対抗の構えを見せている。※本文中の価格はすべて本体価格
ロピア関西進出を受け販促企画を急遽スタート
「スーパー玉出」は、大阪府42店、兵庫県1店の合計43店を展開するローカルスーパーだ。個性的な店の演出で知られ、スーパー玉出の店舗を訪問ルートに入れる観光客もいるなど全国にファンがいる。
あらためて、スーパー玉出の店づくりの特徴を紹介すると、まず印象的なのは店舗に掲げられている看板だ。黄色をベースとし、赤文字で「スーパー玉出」と大きく記されている。トレードマークであるひまわりのイラストと「激安」の文字が並び、見た目のインパクトは絶大だ。店に足を踏み入れると、青果、精肉、鮮魚など各部門の壁面上部にはネオンサインが設置されており、“まるでパチンコ店のような”雰囲気が漂っている。
そんなスーパー玉出が、ロピアの関西進出を警戒し、この秋から新たな販促を開始した。ロピアの関西1号店「ロピア寝屋川島忠ホームズ店」（以下、ロピア寝屋川店）の最も近くにあるのが「スーパー玉出寝屋川店」（以下、玉出寝屋川店）。ロピア寝屋川店から南南西1.5㎞の場所にある店舗で、広域からの集客を強みとするロピアにとっては、“射程圏内”の競合店ということなる。
スーパー玉出を
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