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ツルハHD、鶴羽順専務が社長に昇格、堀川社長は退任

札幌市内のツルハドラッグ
ツルハホールディングス(HD)は6月2日、専務執行役員の鶴羽順氏(46歳)が同日付けで社長に昇格したと発表した。写真は札幌市内のツルハドラッグ

 ツルハホールディングス(HD)は6月2日、専務執行役員の鶴羽順氏(46歳)が同日付けで社長に昇格したと発表した。社長の堀川政司氏(61歳)から健康上の理由により、退任の申し出があったためという。堀川氏は、同社顧問に就任する。

 新社長の鶴羽順氏は、鶴羽樹会長(78歳)の息子。1998年にツルハ入社、2011年同社取締役執行役員北海道店舗運営本部長などを経て、14年に同社社長兼ツルハHD取締役専務執行役員となった。18年からはツルハHDの代表権を持っていた。

 鶴羽順氏は当面、持ち株会社のツルハHDと事業会社であるツルハの社長を兼務するが、8月11日付けでツルハの社長職を八幡政浩氏(51歳)に譲り、ツルハでは代表権のある副会長に就く。

 八幡氏は1991年にツルハ入社、東北店舗運営本部長などを経て、現在は執行役員北海道店舗運営本部長を務める。社長就任後はツルハHDの取締役を兼務する。