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週刊コンビニエンスストアニュース 米の奥深さが伝わるローソンの「日本おこめぐり」

ローソンは2月18日から全国の店舗で、日本各地で生産される希少なブランド米だけを用いたおにぎり「日本おこめぐり」シリーズとして、福島県産米「福、笑い」を使用した「福、笑い塩にぎり」(税込138円)発売する。ローソンが日本で生産される希少なブランド米を使用し、「日本おこめぐり」としておにぎりをはじめて発売したのが2022年7月。これまで、北海道の「ふっくりんこ」「ゆめぴりか」、青森県の「晴天の霹靂」、秋田県の「サキホコレ」、山形県の「雪若丸」、新潟県の「新之助」、富山県の「富富富」、石川県の「ひゃくまん穀」、福井県の「いちほまれ」を使用した。今回の福島県の「福、笑い」を含めて、シリーズは14回を数え、累計販売数は5600万個を超えた。(2月11日~17日までのニュースをまとめました)

ローソンの外観

セブン-イレブン
「猫の日」に合わせて全23種類をラインアップ

 2月22日の「猫の日」に合わせ、214日から「にゃんこ発見!」と題し、猫をモチーフにした商品を順次発売していく。猫に関連する経済効果「ネコノミクス」は約24941億円とされ、セブン-イレブンでは、かわいらしい猫のデザインや猫に関する商品を展開。猫の顔型をモチーフにしたホットスナックの「サクにゃげ」(税抜240円)や、肉球をイメージした「肉球ティにゃミス」(同277円)、尻尾をイメージした「ねこのしっぽみたいなパン」(同168円)など、オリジナル商品を含め全23種類の商品をラインアップした。

ファミリーマート
最大量・最濃厚チーズ入りのファミチキ

 ファミチキ史上、最大量かつ最濃厚のチェダーチーズを使用した「濃厚チーズinファミチキ」(税込248円)、カリッとクリーミーな「クリームチーズソースinクリスピーチキン」(同198円)を211日から発売した。「濃厚チーズinファミチキ」は、21年に販売して好評となった「チーズインファミチキ」の再販要望に応えた商品で、「クリームチーズソースinクリスピーチキン」は、昨年9月に累計販売数2億食を突破した「クリスピーチキン」の新フレーバー。

WAGYU MAFIA」とコラボしたポテトチップス

 実業家の堀江貴文氏とシェフ浜田寿人氏が手掛け、現在世界で24店舗のレストランを展開している会員制和牛専門店「WAGYU MAFIA」監修のもとに開発し、累計販売数100万個を突破した「ポテトチップスULTRA GARLIC」(同213円)を、218日から発売する。焼肉のような味わいを堪能できる、にんにくを効かせたポテトチップスで、SNS上では「もはやにんにくをそのまま食べている感じ」「ポテチではなく大きなガーリックチップ」などの感想が寄せられ、話題となった商品。

 ガーリックの強烈な香りが袋を開けた瞬間から広がり、国産和牛を使ったビーフエキスを配合することで、ガーリックの味わいの奥にしっかりとうま味が感じられるポテトチップスに仕上げた。お客の要望に応えて今回、再発売する。

ミニストップ
「照焼きチキンとたまごサンド」

 211日から24日までの14日間期間限定で、値段そのままで、ゆで卵を2倍増量したキャンペーンを実施。価格は税抜338円。

菓子パンを15%増量して販売

 211日から24日までの14日間期間限定で、100円シリーズ(税抜)の菓子パン「ずっしりデニッシュ(小倉)」を発売。また、同期間、商品総重量を15%増量した菓子パン6種類の販売キャンペーンも併せて展開。

手づくり総菜「梅ささみしそ巻き」

 「ささみしそ巻き(梅風味)」として販売していた店内調理の人気総菜をリニューアルして新発売。従来の「とり挽肉」から、「ささみ一枚肉」を巻き上げる仕様に変更したことで、しっとりとしたバサつきの少ない食感を楽しめる。214日発売で同258円(4個入、8個入は同390円)。

「紅ほっぺいちごのパフェ」

 甘さと酸味のバランスがよいいちご品種「紅ほっぺ」を使用したパフェ。「紅ほっぺ」のおいしさを引き立たせるため、いちごソースの砂糖を抑え、自然な香りと甘さのソースに仕上げた。214日発売で同450円(「紅ほっぺ」が2倍の量の「得盛いちごパフェ」は同700円)。

「ミニストップの日」に合わせ大感謝祭

 3月2日の「ミニストップの日」に合わせ、214日から310日までの期間、おトクな大感謝祭を実施。人気商品の増量企画や値引きセール、アプリ会員限定のイベントなども企画した。25年は創業45周年、「ミニストップの日」は記念日認定7周年。

 

主要チェーンの1月営業概況
ファミリーマートとローソンが既存店好調

 1月は、ファミリーマートとローソンがともに既存店売上高前年同月比3.8%増と伸長し、好調に推移した。ポプラは同4.2%増、スリーエフも同3.6%増と高い伸びを達成。ミニストップは積極的なプロモーションで客数が同1.4%増となり、既存店売上高は同1.9%増と伸長した。発表のあったチェーンの営業概況は以下のとおり。

<ファミリーマート>

 カード・チケットを除いた既存店売上高は同3.2%増となり、41カ月連続で前年超えを達成。既存店前年比は主要3指標(売上高・客数・客単価)とも前年を超えて好調に推移した。中食では、おむすびやフライヤーを中心に好調。「ファミマのいちご狩り」キャンペーン、有名居酒屋店とのコラボ商品の発売など、各種施策が奏功し、前年実績超えが継続。中食以外では、日用品やプライベートブランド(PB)衣料「コンビニエンスウェア」の販売が好調だったことに加え、「福袋」販売が後押しした。

<ローソン>

 チケット・ギフトカードなどを除く既存店売上高は同3.7%増。米飯は、金しゃりおにぎりシリーズ、「これが弁当」シリーズなどの販売が好調だった。デリカでは、気温低下に伴うニーズを受けて、新商品の「8種具材のポトフ」や「クラムチャウダー」を中心に、スープ各種がよく動いた。カウンターファストフードは、からあげクンとマチカフェの販売が好調だった。

<ミニストップ>

 CVS商品の既存店売上高は同1.9%増、店内加工ファストフード商品は同2.0%増となった。消費者の生活コストが上昇するなか、お値打ち商品の提案を進め、客数・客単価とも前年同月をクリアした。

<ポプラ>

 既存店売上高は34カ月連続で前年超えを達成。オリジナルのポプ弁、出来立てポプ弁や店炊きご飯が大きく売上高を伸ばした。そのほか、ミネラルウォーターやホット飲料は前年に値上げが実施されたものの、数量ベースで前年を超え、飲料全体の売上高を押し上げた。昨年からのインフルエンザなどの流行で、マスクなどの衛生雑貨やのど飴も好調。「ローソン+ポプラ」のダブル看板店舗の売上高は引き続き好調に推移した。

<CVSチェーンの1月度営業概況>

 

全店売上高

既存店

売上高

客数

客単価

セブン-イレブン

1.8

0.9

1.0

0.1

ファミリーマート

2.4

3.8

0.9

2.9

ローソン

5.6

3.8

1.0

2.8

ミニストップ

1.5

1.9

1.4

0.5

スリーエフ

3.0

3.6

0.6

3.0

ポプラ

4.7

4.2

1.7

2.5

(対前年同月増減率)